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意外と知らない?漢方の飲み方Q&A

こんにちは。すっかり春らしく…と思っていたら、もうそろそろ梅雨入りだそうで、なんだか忙しい日々ですがいかがお過ごしでしょうか?

 

本日は、意外と知らない漢方の小ネタについてお話したいと思います。

 

一度は漢方薬を飲んだことがある、という方も多くいらっしゃるかと思います。

そうした時まず、飲み方が「食前・食間」になっている事が多くありませんか?この場合の「食前・食間」とは、お食事の30分以上前、もしくは食後2時間経過してからを指します。

 

でも…正直タイミングが難しい!

リモートワークが盛んになってきた昨今、出勤中よりは飲めるタイミングは増えそうですが、「さぁ飲むぞ!」と意気込んでいないとちょっと逃してしまいそうです。

 

そこで、院長に色々聞いてみました!

 

Q1.漢方薬ってそもそもどんな薬なんでしょうか?

 

A.漢方は、東洋医学が発祥の様々な生薬を調合したお薬です。良く「オーダーメイドのお薬」と表現されることが多く、一人一人の体格や年齢、体質によって処方が変化します。例えば風邪症状に対しても葛根湯だけでなく麻黄湯や柴胡桂枝湯など、体格や状態によって対応する様々な調合があるので、病院や薬局でご相談頂くのをおすすめします。

 

Q2.飲むタイミングが難しいですが、時間をしっかり守らないと効果が減ってしまうのでしょうか?

 

A.漢方薬の多くは東洋医学の習慣にならって「食前・食間」の服用指示のものが多いですが、飲み忘れてしまった場合、食後であっても服用して頂くのは問題ありません。食後に服用した事で大きく効果が減ってしまったというデータは今のところ無いため、タイミングを逃したことにより1回分を飲まなくなってしまうよりも、気づいたタイミングで服用していただければと思います。

 

Q3.味がちょっと苦手で…飲みやすい方法はありますか?

 

A.漢方は飲み物を選ばないのでなんでもOKなのですが、味が気になるようならココアやミルクティー等と合わせるととても飲みやすくなります!キンキンに冷たいものよりも、人肌~温かい飲み物で飲むと胃腸の負担も軽くなると思うので、是非お試しくださいね。

 

いかがでしたでしょうか?

ちょっと気になるけど敢えて聞いたことがないようなものをピックアップしてみました。

他にも何か気になることがあれば是非診察でご相談くださいね!

 

何かと移り変わり激しく、ちょっと疲れやすい今日この頃、皆様の健康のお役に立てれば幸いです。

診察のご予約はWeb、またはお電話から承ります。

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