こんにちは。
「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」
東長崎駅前内科クリニックメンバーのはまだです。
先日の寒さからか、風邪や熱の症状の方がちらほら来院されています。
手洗い・うがいをしっかりして予防しましょう。
今日は、大事なのはやっつけたあとだよ
というピロリ菌除菌後のお話です。
ピロリ菌をやっつけたあとには……
ピロリ菌除菌薬を7日間内服していただいた後は、そのまま普段通り生活してください。
その後、2か月ほど空けて再度来院し、ピロリ菌が除菌できたかどうかの検査をします。
幾つか検査方法がありますが、当院では息を吹き込んでいただく、呼気検査を行っています。
この検査。検査自体は簡単なものですが、注意点が2つあります。
飲まず食わずで(薬も×)、たばこも吸わないで来院してください。
飲めないのは結構辛いので、朝いちばんの(9時)検査をお勧めしています。
暑い季節は辛いので、2か月たっていれば先延ばしはOKです。
検査時間は40分程度で終わり、そのあとは食事をとることができます。
料金は、3割負担でおよそ2,000円弱です。
検査で除菌が失敗していた時は、どうするの?
2種類の抗菌薬のうちのひとつを初回とは別の薬に変えて、再度、除菌療法をします。
この2次療法まで保険適応となります。
ピロリ菌除菌が成功していたら、もう大丈夫だよね……?
いえいえ。
一番大事なことは、除菌後に定期的に胃カメラをして胃の状態を把握しておくことです。
ピロリ菌を除菌するまでの間、一緒に体内で過ごした時間の影響は大きいものです。
除菌後に、胃癌を発症する症例もあります。
なので、一番大切なことは、除菌することよりも定期的に胃カメラを行うこと。
合言葉は、除菌後には定期的な胃カメラを! です
胃カメラ辛いんだよなぁ……という方は、辛くないように状況に応じて麻酔なども調整しております。
どうぞ一度ご相談くださいね。
今日は、大事なのはやっつけたあとだよ というピロリ菌除去後のお話でした。
次回のスタッフブログは水曜日に更新します。
お楽しみに!