食欲低下 ~色々な病気の前兆の可能性があります~

以下のような症状をお持ちの方へ

以下のような症状をお持ちの方へ
  • 食事を摂りたいという気持ちがなくなった
  • 少量で満腹感がある
  • 運動をしたにもかかわらずお腹が減らない
  • 食事を摂ると気持ち悪くなってしまう

こういった「食欲不振」症状でお困りの方は注意が必要です。
私たち人間が生きていくうえで食事を摂ることは非常に重要な行為です。にもかかわらず食欲不振の状態が続いているということは、何らかの異変が身体に起こっている可能性があります。少しでも異変を感じたらすぐに医療機関を受診することを推奨いたします。

食欲不振の原因

生理的要因

ストレス、疲労、睡眠不足、運動不足などが原因となって症状が出ていることがあります。
また女性の方は妊娠による食欲不振の場合も考えられます。
日頃のご自身の生活習慣を振り返ってみて、生活習慣の乱れに心当たりのある方は、少し生活習慣を改めてみるだけでも症状改善が期待できるかもしれません。

病的要因

何らかの疾患に罹患していることにより食欲不振の状態が起きています。

医療機関での検査を行い、原因の特定を図る必要があります。

環境要因

割合としては多くないですが、食事を摂る環境が悪い(不衛生など)、食事が美味しくないなどの環境が原因で、食欲不振を引き起こしている場合もあります。

食欲不振から考えられる疾患

食欲不振症状から考えられる疾患には以下のようなものがあります。

  • 食道がん
  • 胃がん
  • すい臓がん
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 過敏性腸症候群
  • 機能性ディスペプシア
  • 逆流性食道炎

あくまでも上記にあげた疾患は、可能性として考えられる疾患ですので、しっかりと医療機関を受診し正確に把握をすることが必要です。

検査方法

以下のような検査方法を行うことで、身体の異常がないか、何らかの病気に罹患していないかを確認することが可能です。まずは診察を行い、医師の判断により検査方法を決定いたします。

胃カメラ検査

胃カメラ検査口や鼻からカメラのついたスコープを挿入し胃の内部を観察する検査です。

大腸カメラ検査

大腸内視鏡検査肛門からカメラのついたスコープを挿入し腸の内部を観察する検査です。

腹部エコー検査

腹部に超音波をあてることで、肝臓やすい臓、胆のうなどを検査します。

血液検査

採血を実施することで様々な異常を調べることができます。

まずは消化器内科の受診を

消化器内科当院は食欲不振などの消化器疾患に対応しているクリニックです。内視鏡検査も専門に行っていますので、症状でお困りの場合はご来院ください。ご不明な点ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

著者
東長崎駅前内科クリニック 院長 吉良文孝
資格
日本内科学会認定 認定内科医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会認定 内視鏡専門医
日本肝臓学会認定 肝臓専門医
日本消化管学会認定 胃腸科指導医
経歴
平成15年 東京慈恵会医科大学 卒業
平成15年 東京警察病院
平成23年 JCHO東京新宿メディカルセンター
平成29年 株式会社サイキンソーCMEO
平成30年 東長崎駅前内科クリニック開院
 
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