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上記のような症状が長期間継続している場合には「胃がん」の可能性があります。 これらの症状が胃がんによるものなのか、もしくは他の要因があるのかを自身で判断することは困難です。 気になる症状がある場合には、専門医による診察を必ず受けましょう。
胃がんとは、胃内部の粘膜が何らかの原因でがん細胞となり、増殖を繰り返すことで発生していきます。大腸がんに次いで、日本人では死亡数が多いがん疾患です。 恐ろしい疾患に変わりはないですが、実は胃がんは早期発見ができれば「治す」ことができる疾患でもあります。早期に発見し治療を行うことで、死亡率をぐっと下げることが可能です。 しかし、初期症状が分かりにくいこともあり、なかなか自覚するのが難しいと言われています。「手遅れだった・・・」となる前に、少しでも疑われる症状があればすぐに医療機関の受診をおすすめします。
胃がんには複数の発生原因があるとされています。 大きな要因のひとつとして<ピロリ菌>が挙げられます。 とくに中高年の感染が多く、ピロリ菌を除菌することにより、胃がん発生リスクをおさえることができるという結果も報告されています。 近年のピロリ菌の除菌後に発生する胃がんが問題になっています。 ピロリ菌の除菌が終わっても、胃の中にピロリ菌の傷跡が残ります。 その傷跡から癌が発生することがあり、除菌後10年たってから発生する場合があります。 ピロリ菌の除菌を行っても胃がんに「ならない」わけではなく「なりにくくなる」と考えましょう。
胃がんの疑いのある方は、胃カメラ検査を行います。胃カメラ検査とは、口もしくは鼻からカメラを挿入し胃内部を観察する検査です。胃内部を直接観察し、異常や疾患がないかを検査します。 当院では患者様に苦痛の少ない胃カメラ検査を提供できるよう、様々な工夫を行っております。詳細については下記をご覧下さい。
上述の通り、胃がんは早期発見・早期治療によって予後を良好に保つことが可能な疾患です。気になる症状があっても放置することはせず、少しでも身体に異変を感じたら医療機関を受診しましょう。どのような些細な症状でも構いませんので、お気軽にご相談下さい。