こんにちは。
「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」
東長崎駅前内科クリニックメンバーの はまだ です。
日差しも強くなり、ぐんぐん暑くなってきますね。
気が付いたら喉も渇く……そんな季節ですが、喉が渇く前にこまめに水分補給しましょう。
今日は、そんな水分補給のお話。
実は、公式Twitterで質問箱を設けたのですが、そこの質問にもあった話題。
スポーツドリンクとの上手な付き合い方は? というお話です。
熱中症予防には、スポーツドリンク?
市販のスポーツドリンクは、甘さもあって味もおいしい。
飲みやすいですよね。
部活や運動した後には、ついついがぶがぶ飲んでいた記憶があります。
でも、飲んだ後、一時は潤った感じがしますが、また喉が渇くような感じがしませんか?
そして、熱中症が怖いから……とついたくさん飲む。
それ、実は糖分の取りすぎに繋がっているかも……しれません。
経口補水液とスポーツドリンクを比べてみると……
(出典:経口補水液OS1 ホームページより https://www.os-1.jp/)
水分が吸収されるポイントの一つに、小腸での水分吸収があります。
難しい名前はさておき、ナトリウムとブドウ糖、これを一緒に取ることが水分補給の一つのポイント。
ただ、ブドウ糖が多すぎると、水分吸収の速度が遅くなってしまいます。
脱水状態の時は、このナトリウムなどの電解質と呼ばれる物質が、体の中で不足していることが多いです。
なので、これを補うために経口補水液には、スポーツドリンクよりも電解質が多く含まれていて、
さらに水分の吸収を早くするために、入っているブドウ糖の濃度は低くなっています。
ただ、やっぱり味がね……
確かに、普段に経口補水液を飲んでみるとおいしくは……。
なので、運動をするときや本格的に危険度があがってきた場合、すでに脱水気味などの場合は、
しっかりとした予防策として経口補水液をお勧めします。
液体が飲みにくいときは、ゼリータイプだと飲みやすいですよ!
スポーツドリンクを取り入れるときは、糖分を抑えるために2~3倍くらいの水で薄めたり
(一緒に水を飲んだり)薄めた分の電解質を補給するために、一つまみのお塩などを入れたりしましょう。
好みや味やシチュエーションによって、上手く使い分けて、熱中症予防していきたいですね。
最後に、実はおうちでも作れます♪
自宅で作れる経口補水液。
レモンなどを入れたり、お好みにアレンジしてみるのもいいかも。
お子さんと一緒につくってもいいかもですね。
ぜひ、お試しあれ!
コツコツできることから、体を整えて予防していきましょう。
次回のスタッフブログは、火曜日に更新します。
どうぞ、お楽しみに。