こんにちは。
「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」
東長崎駅前内科クリニックメンバーの はまだ です。
昨日はクリニックの忘年会でした。
楽しい時間を過ごしましたが、朝起きると体が重い……。
控えめにしていたつもりでも、年々翌日に残るような気がするのは、気のせい……?
インスタントのしじみのおみそ汁が染みわたる朝でした。
ああ、日本人(いや、昭和人?)だなぁと感じる瞬間です。
忘年会の様子は、またご紹介できたらと思います!
今日は、ぐぐっと冷え込み、そろそろかなと個人的には警戒しているインフルエンザのお話。
以前のブログでは、普通の風邪との違いの記事を書きましたが(詳しくは、こちら)
今日はインフルエンザの検査についてのお話です。
インフルエンザの検査って、どのタイミングがいいの?
急な発熱や倦怠感・関節痛などの症状で、一刻も早く楽になりたいという気持ちになる、インフルエンザ。
私もインフルエンザにかかってしまったときは、帰り道途中で歩けなくなるほどのだるさと痛みがありました。
でも、症状が出てすぐに検査にいらっしゃっても、正確な検査ができない場合があります。
インフルエンザウイルスが体内で増殖しきっていないと、本当はインフルエンザでも、
陰性の反応がでることがあるのです。
検査を行うタイミングは、発熱などの症状がでてから12時間後~48時間以内がベストです。
最近は検査キットの精度が上がっていますが、それでも、7時間は経過してからの方が望ましい
とされています。(※使用されている検査キットの性能の影響で変動します)
発症してからの時間が短く陰性反応だった場合、翌日に再検査をすると陽性が出ることもあります。
「お熱などが出てから、どれくらいですか?」
「いつごろから症状がありますか?」とお伺いするのはそのためです。
また、一緒に過ごされている方やご家族、会社の方などインフルエンザにかかられていても、
検査希望されている方に発熱などの症状がない場合は、検査しても陽性反応が出ることは乏しいです。
症状があり、発症後、時間が経過してからの検査をお勧めします。
48時間以内の検査をお勧めしているのは、インフルエンザが陽性だった場合に、
抗インフルエンザ薬が最大限の効果を発揮するのが発症してから
48時間以内に内服した場合とされているからです。
検査のベストタイミングは、症状が出てから12時間~48時間以内です。
症状がでてから時間を待つのは、お辛いと思いますが、再度検査になるお辛さを避けるためにも、
ご参考になさってくださいね。
どんな検査なの?
ご存知の方も多いかと思いますが、鼻に綿棒を入れさせていただき、粘液を取って調べる検査です。
気持ちのよい検査ではないのですが、少しでも不快感をやわらげられるように、
なるべく細い綿棒を選んで使用しています。
粘液の処理など行い、検査結果が出て確認するまでに約10分程度の時間を頂きます。
症状が出てすぐの検査でないのはお辛いところだと思いますが、
水分を取って、横になり、まずは体を休めましょう。
今日はインフルエンザの検査のお話でした。
次回のスタッフブログは金曜日に更新します。
どうぞお楽しみに。