ブログ

夏バテの手助けで、オススメの漢方は?

こんにちは。お天気がなかなか安定しない日々が続きますがご体調いかがでしょうか?

 

暑い日が続いたり、クーラーの当たりすぎなどによる「夏バテ」は、夏から秋にかけて、食欲がない(食欲不振)、気力がわかない、疲れがとれないなどの状態が続く症状をさします。「夏バテ」という病名はありませんが、不定愁訴の一つとして考えることができます。

 

夏バテの原因は様々ですが、暑さをはじめとして、湿気、栄養不足などにより体力が弱ることが考えられるため、夏バテ対策としてはまず第一に生活環境を見なおすことをおすすめします。例えば、休養を十分に取る、冷たい食べ物・飲み物だけでなくバランスを考えるなどがあります。しかし、生活上の注意はなかなか実践できないことも多い、それだけではちょっと心許ない、という時は、漢方薬の力を借りるのも一つの手段です。

 

いわゆる西洋薬で「夏バテ」を治せると言えるものはありませんが、ここでは夏バテに有用とされる漢方薬をいくつかご紹介します。

  1. 清暑益気湯

暑さによる食欲不振・疲労倦怠を改善します。体重減少を目標にします(中国では夏やせを注夏病といいます)。

 

  1. 補中益気湯

胃腸を丈夫にして気を益す、元気をだすようにします。おもに小腸に作用することで食欲不振(食べる気がしない)を改善します。

 

  1. 六君子湯

胃腸の働きをよくして、水分の停滞を改善します。おもに胃に作用して食欲不振(空腹感がない)を改善します。

 

  1. 十全大補湯

皮膚の乾燥や貧血傾向を伴う易疲労感を改善します。

 

  1. 人参養栄湯

人参を主薬にして胃腸の消化力の低下、疲労倦怠し 四肢がだるい、貧血、手足が冷えるなどの症状を改善します。

 

漢方は症状に合わせて医師とのご相談で処方可能です。何か気になる症状があればぜひご相談くださいね!

 

診察予約はWebまたはお電話にて承ります。

まだまだ暑い日が続きますが、皆様ご体調崩されないよう、ご自愛くださいませ。

あと僅か

今やすっかり耳慣れした「腸活」あなたは何をされていますか?

胃カメラの静脈麻酔ってどんなもの?

大事なのはやっつけたあとだよ

ピロリ菌ってどうやってやっつけるの?

TOPへ