本日もまたフィブロスキャンのお話です。
東京都内でも珍しい検査になります!
当院にフィブロスキャンが導入されてから、多くの患者さんにご利用いただいております!
池袋、豊島区以外にも東京近郊にお住まいの方、埼玉県からもフィブロスキャン検査を実施に患者さんがいらっしゃっています。
フィブロスキャン検査を行うことで実際の肝臓の脂肪の量、肝臓の状態が数字で分かるので好評です。
本日は、フィブロスキャン検査はだれでもできるの?というお話です。
フィブロスキャン検査は超音波検査(エコー検査)の原理を用いて肝臓の硬さ・肝臓の脂肪の量が測れる検査です。
保険では「肝硬度測定検査」として保険収載されています。
保険収載されているという事は、好きに実施できるわけではないという事です。
フィブロスキャン検査は「肝硬変」や「肝硬変の疑い」のある方に実施されます。
そのため、「脂肪肝」だけでは保険適応にはならず、「肝硬変の疑いのある脂肪肝」である必要があります。
肝硬変に進行しうる病気であれば実施をして、現状で肝硬変の可能性がないかどうかを判断するという事になります。
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH、ナッシュ)は肝硬変に進行しうるので、NASHの疑いのある方に実施します。
その判断は肝臓専門医の院長にお任せください!
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH、ナッシュ)の他にも肝硬変になりうるものとして、
B型肝炎やC型肝炎などのウイルス性肝炎や原発性胆汁性胆管炎、自己免疫性肝炎などの病気も該当します。
腹部エコー検査も同時に実施する場合があります。その際は保険診療で3割負担ですと約2100円になります。
(ここに診察料・処方料などが加わります。)
保険適応はないけど、肝臓の状態が知りたい方は自費での検査も実施しておりますのでご相談ください。
池袋、豊島区以外にも東京近郊にお住まいの方、埼玉県からもフィブロスキャン検査を実施に患者さんがいらっしゃっています。