そもそも生活習慣病ってどういう病気? event_note2020.03.13 こんにちは。 「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」 東長崎駅前内科クリニックメンバーの はまだ です。 今日は、一日在宅勤務扱いにしていただき、息子たちと一緒に机に向かっています。 あれやこれやと溜まっていた資料作りや、事務仕事などを一気に取り組みたい! そんな思いですが、何やら常にケンカが勃発しております……。 今日は、健診の結果でお問合せの多い、生活習慣病のお話です。 そもそも生活習慣病ってどういう病気? 何となくのイメージは浮かんでくるかと思いますが、生活習慣病は、その名の通り生活習慣が、 発症や病状の進行に関わる疾患群と言われています。 ・食生活習慣 ・運動習慣 ・休息などの規則性 ・喫煙や飲酒などの習慣 よく言われる、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足などが要因として考えられています。 また体質的、遺伝的になりやすい方がいらっしゃいます。 病名としては…… ・高血圧 ・高脂血症 ・高コレステロール血症 ・糖尿病 ・高尿酸血症 ・脂肪肝 などで、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす、動脈硬化のリスクもあります。 健診でひっかかったんだけど、自覚症状ないんだよね。そのままじゃダメ? これもよく言われる一つ。 そうなんです。あまり自覚症状がないことも少ないないのが、生活習慣病。 偶然に、定期健診などで見つかって……というパターンも多いです。 症状が出始めるのは、動脈硬化が進行してからということが多いため、症状がないからといって、そのままにしておくのは大変リスクがあります。動脈硬化が進行して脳梗塞・心筋梗塞になってからでは遅いですので早めの対応が望ましいです。 また、ご家族に生活習慣病の方がいらっしゃる場合は、生活習慣が似ている可能性が高い・遺伝的になりやすいなどという意味合いでも注意が必要です。 なので、健診などで異常が見つかった場合は、結果を持って、まずご相談くださいね。 どんな治療をするの? まずは、生活習慣や治療歴などを伺って、現在の状況の把握に努めます。 また、採血のデータが古い物であれば、採血をすることもあります。 状況を把握したうえで、生活習慣の見直しを、まず行います。 頸動脈の超音波の検査を追加して、経過を追う場合もあります。 生活習慣の見直しだけでは、状況の改善が難しい場合は、合わせて薬物療法を行います。 先天性の疾患やホルモン異常、遺伝性の疾患などがないかも鑑別します。 どの治療法でも大事なのは、 外来での経過を追っていくことや治療を継続することです。 ずっと付き合っていく、ご自身のお体のこと。 お気軽に相談できる窓口になれたらと思っています! 診察のご予約はこちら 次回のスタッフブログは、火曜日に更新します。 どうぞ、お楽しみに♡