こんにちは。
「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」
東長崎駅前内科クリニックメンバーの はまだ です。
日差しは春めいてきたのに、風は冷たい……。
でも、ちらほら桜のつぼみが膨らんでいて、季節が早まっているような、暖冬を感じるような。
今日は午後から研修に行かせていただきます。
私にとってハイソな表参道。滅多に行かないのもあり、少しドキドキです♡
さて、今日は質問シリーズに戻り、大腸カメラの下剤の話。
下剤ってどんな味? まずい? というお話です。
下剤は3種類あります
クリニックで使っている下剤は、現在3種類。
その3種類について説明します!
【マグコロールP】
まずは、自宅で下剤を内服する際に使っているものが、こちら。マグコロールP。
新人の頃、よくマグロコールと言ってしまっていた、苦い思い出(笑)
味は、少し化学的なスポーツドリンクといった感じ。
甘いので、私は飲みやすかったです!
スポーツドリンクがお嫌いでなければ……。
特徴としては、1800mlの水に溶かして、よく振って飲むだけという飲み方の簡単さ。
この1800mlを1時間かけて飲んで頂きます。
使い方が比較的容易なので、自宅で飲んで頂く際に使っています。
ただ、1800mlという量があるのが、頑張りどころです……。
【モビプレップ】
院内で下剤を飲んで頂く際に使用しているのが、モビプレップ。
こちらの特徴は、量!
1000mlの下剤と500mlの水を飲んで頂くと、おおよそ方が前処置完了となります。
飲む時間は同じく、1時間。
排便状況によっては、下剤を追加することもありますが、味付きの下剤の量が少ないという意味合いでは、こちらを好まれる方もいらっしゃいます。
デメリットとしては、排便がスムーズでなかった場合の下剤の追加方法が、やや複雑なこと。
ですので、ご自宅で飲まれる際には基本的には使用していません。
味はというと、こちらも好みが分かれるかと思いますが、梅味。
昔あった小梅キャンディーのような、梅ドレッシングのような味です。
比較的女性に好まれているような気もします。
【ニフレック】
こちらは腎機能などの全身状態に応じて、選択しています。
味はスポーツドリンクを甘くなくしたような……。
量は2Lで、2時間かけて飲んで頂きます。
何か飲みやすくなる方法はないの?
何とか飲みやすく、飲み切りたい!
ということで、飲みやすくなるかも方法をご紹介します。
①冷やす
これは暑い季節にはピッタリ! 冬には体が冷えることもあるので要注意です。
②ストローを使う
口の中に下剤の味が広がるとダメ……という方もストローで飲むと大丈夫だったとよく聞きます。
お試しあれ!
③飴をなめる
これは、私は助かりました! 途中で飽きてきた時にも、何とか飴ちゃんのおかげで乗り切れた!
④炭酸で割る
私は炭酸が苦手なので試したことはないのですが、院長いわく、コーラ割もいけるとか?
炭酸お好きな方はお試しあれ!
お腹が張りやすくなるので、量を飲み切ることには注意して下さいね。
追伸:
それでも、どうしてもダメ……という方には、
胃カメラを行って、そこから下剤を入れるという方法もあります。
滞在時間が長くなったり、お腹が張る可能性があるなどのデメリットもありますが、
下剤を飲めない方にはご好評を頂いています。
気になった方は、お気軽にご相談くださいね。
(参考記事:下剤を飲まない大腸カメラって出来るの?)
今日は下剤シリーズのお話でした。
次回のスタッフブログは金曜日に更新します。
どうぞお楽しみに♡