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効果的な手洗いできていますか?

こんにちは。

「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」

東長崎駅前内科クリニックメンバーの  はまだ です。

 

秋らしい日々が続いていますね。

朝晩は少し肌寒いことも。電車の中でもマスクをされている方をちらほらお見掛けします。

クリニックでも、のどの痛みや熱で来院される方もいらっしゃいます。

ニュースによると、ちらほらとインフルエンザの発生も見られているようで……。

 

 

今日は、これからの季節。予防に大事な手洗いのお話です

 

いつもの手洗いどうしていますか?

手洗いが予防に大事ということは分かるけれど……。

正直そんなに意識して手洗いしていないなぁ なんて方もいらっしゃるのでは?

総合病院に勤めていた時は、感染対策は厳しく、よく手洗いチェックを受けたり、チェックをしたり。

ただ日々の中では、ついついちゃちゃっと洗っておしまいにしがち。

ここで正しい手洗い方法をおさらいしましょう。

【手洗い前の準備】

・指輪や時計などは外しましょう。

・爪は短く切りましょう。

 

【手洗いの手順】

①手指を水でぬらしましょう。

②せっけん液を数適取り出しましょう。

③手のひらと手のひらをよくこすり、泡立てましょう。

④手の甲をもう片方の手のひらでこすりましょう。

⑤手を組んで、両手の指の間を洗いましょう。

⑥親指をもう片方の指で包み、こすりましょう。

⑦指先をもう片方の手のひらでこすりましょう。

⑧両手首まで丁寧にこすりましょう。

⑨流水でよくすすぎましょう。

⑩清潔なタオル(共有はしません)、もしくは使い捨てのペーパーでよく拭きましょう。

⑪よく乾かしましょう。

 

 

【汚れが残りやすいところ】

・手首

・親指

・指の間

・指の先

・手のしわ

どれくらい洗ったらいいの?

ちゃっちゃっと洗ってしまっては、せっかくの手洗いも効果が半減……

 

残存ウイルスと手洗い方法の比較の研究によると、

●手洗いなし 残存ウイルス数 約1,000,000個(残存率 手洗いなしとの比較)

●流水で15秒手洗い 約10,000個(約1%)

●ハンドソープで15秒もしくは30秒手洗い後に、流水で15秒すすぎ 数百個(約0.01%)

●ハンドソープで60秒手洗い後に、流水で15秒すすぎ  数十個(約0.001%)

●ハンドソープで10秒手洗い後に、流水で15秒すすぎを2回繰り返す 約数個(約0.0001%)

(※参照 森功次他:感染症学雑誌)

 

 

 

2回洗うのは効果が高いようですが、日常生活で難しければ、洗い残しが多そうな場所に注意して

手洗いするだけでも、効果は変わってきます!

「もしもし かめよ」の歌を歌いながら行うとちょうどよいという説もあります。

 

 

 

効果的な手洗いをして、感染予防をしていきましょう。

次回のスタッフブログは火曜日に更新します。

どうぞお楽しみに。

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