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【きらきら栄養士通信】朝ごはんを食べましょう

みなさん、こんにちは。

新年度がはじまりもう1か月が過ぎようとしていますね。忙しく過ごされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

なんだかんだでもう1カ月、はじめは少し早めに起きて準備をしていた方も、少しゆっくり寝たいな…と、朝ご飯を抜くことが増えてきていないでしょうか?

朝ご飯は1日を気持ちよくスタートするためにもとても大切です。今回は朝ご飯について改めて考えてみましょう。

【朝ご飯の欠食率の現状について】

厚生労働省の調査によると、朝食欠食率は20代で最も高く、男性で34.3%、女性で22.0%1)です。その後、年齢とともに欠食率は減少します。

一人世帯に限った欠食率は20代男性で65.5%、女性で29.0%1)だそうです。

働きざかりの20代の方々が、しっかり食事をとれていないのは心配ですね。

【朝ご飯の重要性】

私たちの脳はブドウ糖をエネルギーとして使っています。朝ご飯を抜いてしまうと、脳に必要なブドウ糖が足りないため、頭がぼんやりしてしまう可能性があります。しっかり朝ご飯を食べることで、記憶力や集中力向上に繋がります。血糖値が安定しやすくなるので、パフォーマンス向上にも良いでしょう。

さらに、時間栄養学という観点からも朝ご飯はとても大切です。睡眠や体温・血圧やホルモン分泌などは1日の中でリズムがあります。こうしたリズムはなんと、24.5時間の周期で動いています。これをわたしたちの生活の24時間の周期に合わせるためには、光と食事の刺激で体内時計をリセットする必要があります。

そして、この体内時計のリセットにはたんぱく質を摂ることも大切であると言われています。ごはんだけ、パンだけといった食べ方にならないよう、おかずもセットでとると良いでしょう。

1日に必要な栄養素を欠かさず満たしていくといった観点からも、主食・主菜・副菜を意識したバランスよいメニューがおすすめです。

具体的な朝ごはんの例については、次回のブログで紹介しますね。

今日は朝ごはんの重要性について解説をしました。そうはいってもなかなか忙しい日々の中で、しっかり食事をとるのは大変ですよね。東長崎駅前内科クリニックでは、管理栄養士による個別の栄養指導を行っています。気になる方は、スタッフに相談してみてくださいね。

 

【管理栄養士による栄養指導】
・日時
月16:00
水16:00
木11:00、16:00
金16:00
土10:00、11:00

・所要時間
 初回30分、2回目以降20分

・料金(保険3割負担の方)
初回780円
2回目以降600円

・予約方法
受付や医師にお声がけ下さい

※医師の診察を受けていただき、指導の指示のある方が対象となります。

 

引用)

1)厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/06/dl/s0613-8b03.pdf

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