【きらきら栄養士通信】過敏性腸症候群の食事療法 event_note2024.01.16過敏性腸症候群の食事療法新年あけましておめでとうございます!昨年は大変お世話になりました。昨年は、皆さんにとってどんな1年でしたか?今年も少しでも皆様に有益な情報をお届けできるよう、スタッフみんなでブログ投稿も張り切っていきたいと思います!宜しくお願いいたします。 前回のブログでは、過敏性腸症候群の病態について紹介しました。今回は前回に引き続き、過敏性腸症候群(IBS)の食事療法についてです。食事によって症状を和らげるためのヒントをご紹介します。 1、規則正しい食事規則正しい食事の時間を設けましょう。消化機能が安定し、症状が軽減されることが期待できます。 2、十分な水分摂取水分をたくさん摂ることも大切です。ただし、カフェインが含まれていない飲み物を選びましょう。カフェインは症状を悪化させる可能性があります。 3、避けるべき食品脂っこい食品、カフェイン、香辛料が多すぎる食品は避けましょう。これらはIBSの症状を引き起こす可能性があります。 4、乳糖不耐症との関連性乳糖不耐症もある場合、乳製品を摂ると下痢が起こることがあります。乳製品の摂取を控えることも症状軽減に役立つことがあります。 5、食物に関するアレルギー検査IBSとは厳密には異なりますが、特定の食物に対するアレルギー検査(IgG抗体検査)により、症状を引き起こす可能性のある食品を特定することができますが、この方法の有効性はまだ検討段階です。 6、低FODMAP食低FODMAP食(特定の栄養成分を制限した食事)がIBSの症状を和らげるのに役立つという報告があります。個人によって効果は異なる可能性があります。こちらについて詳しくは、過去の分院ブログ(https://x.gd/Og1Wl)もご覧になってみてください! 間食を避け、定期的な食事を心がけることは、IBSに限らず全ての人にとって有益です。しかし、IBSの症状は人それぞれ異なるため、個々の状態に合わせた食事プランを立てることが重要です。 適切な食事療法は、IBSの症状を管理する上で非常に重要です。自分に合った方法を見つけることができれば、日常生活の質が大きく改善するかもしれません。もし不安がある場合は、医師や管理栄養士と相談することをお勧めします。 当院では、管理栄養士による栄養指導も実施中。また、栄養指導をお受けいただいた方は、筋肉量がわかる、InBodyでの体組成測定が無料!気になる方はぜひお気軽にスタッフまでお声がけください。 【管理栄養士による栄養指導】・日時月16:00水16:00木11:00、16:00金16:00土10:00、11:00・所要時間 初回30分、2回目以降20分・料金(保険3割負担の方)初回780円2回目以降600円・予約方法受付や医師にお声がけ下さい※医師の診察を受けていただき、指導の指示のある方が対象となります。 参考)日本消化器病学会ガイドライン 外来のご予約はこちらから過敏性腸症候群(IBS) ~当院で最も得意とする疾患の一つです~