【きらきら栄養士通信】脂質異常症の食事療法について event_note2023.06.30皆さんこんにちは😃梅雨に入りジメジメな季節が続いていますね💦まだジメジメな季節が続きますが、無理せず頑張っていきましょ〜😆 さて、今回は前回の脂質異常症の病態に関連して、食事療法、脂質の種類についてお話していきたいと思います。 【脂質異常症のタイプ別食事療法】 ・LDLコレステロールが高い方肉の脂身や皮、内臓、乳製品、マーガリン等のトランス脂肪酸の多い加工食品は控えましょうまた、野菜、魚、大豆製品等を積極的に食事に取り入れましょう。 ・中性脂肪が高い方大盛りのご飯や、ラーメンの替え玉、お菓子、ジュース、清涼飲料水、お酒等は控えましょう。また、青魚を食事に取り入れてみましょう。お酒の適正量はお酒に関連する疾患も含め今後ご紹介しますね🥺 ・HDLコレステロールが低い方また、喫煙、肥満や運動不足もHDLコレステロール低値に繋がります。 検査数値別に食事の改善点等をご紹介はしましたが、基本的には主食・主菜・副菜がとても大切です。これだけ食べておけば良いという食材は無く、色々な食材をバランスよく食べるようにしましょう。 【脂質の種類🧈】・飽和脂肪酸バターや肉類の油、パーム油、乳製品等が挙げられます。摂りすぎるとLDLコレステロールが増加し、心血管疾患のリスクが増大します。 ・不飽和脂肪酸一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸に分けられます。 まずは一価不飽和脂肪酸について説明していきます。一価不飽和脂肪酸・・・オリーブ油・菜種油が代表的な物になります。HDLコレステロールは低下せず、LDLコレステロールを低下させる働きがあります。しかし多量に摂るのではなく、バターやパーム油、牛脂等の代わりに使ってみましょう。 続いて、多価不飽和脂肪酸についてはn-6系とn-3系に分けられます。多価不飽和脂肪酸・・・n-6系大豆油・サフラワー油・ひまわり油・コーン油等の多くの植物油が該当します。LDLコレステロールを低下させる働きはありますが、摂りすぎると、HDLコレステロールの低下に繋がります。 n-3系しそ油・えごま油・亜麻仁油、青魚に多く含まれるEPA、DHAが該当します。中性脂肪低下や血管保護作用、抗酸化作用等があります。 次回は肥満症についてお話ししていきたいと思います☺️お楽しみにー✨ また、当院では管理栄養士による栄養指導を行っています。お一人お一人の状況に合わせてご相談可能です。気になる方はぜひ、お気軽にスタッフにお声掛けくださいね。※栄養指導枠が増えました!!下記をご参考にしてください。【管理栄養士による栄養指導】・日時 月16:00 水16:00 木11:00、16:00 金16:00 土10:00、11:00 ・所要時間 初回30分、2回目以降20分 ・料金(保険3割負担の方の場合) 初回 780円 2回目以降 600円 ・予約方法 受付や医師にお声がけ下さい ※医師の診察を受けて頂き、指導の指示のある方が対象となります。 気になる方はスタッフまでご相談下さい。