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【きらきら栄養士通信】放置すると危険!糖尿病のお話

皆さんこんにちは☀️

花粉もそろそろ落ち着いてきましたね。

まだ少し肌寒い日もありますが、だんだんと暖かくなってきましたね。

ゴールデンウイークも明けて皆さん体調はいかがでしょうか?

疲れも出やすい時期なので無理せず過ごしましょう😊

 

さて、今回は糖尿病についてお話しさせて頂きます。

糖尿病という言葉を聞いたことがある方は多いですよね。

実は放置すると合併症等の危険があるんです‼️

なので、今回は糖尿病の種類や合併症のお話をしていこうと思います。

1型糖尿病、2型糖尿病メインでお話ししていきますね。

 

【糖尿病とインスリンの働き】

糖尿病とは、インスリンの不足や作用低下により血糖値の上昇を抑える働きが低下し、

血糖値が高い状態が慢性的に続くものです。

 

普段私たちは、食物を摂取すると体内で消化・吸収が行われます。

消化によって小腸の中でブドウ糖まで分解され、それが吸収され血液の中に入ります。

血液中のブドウ糖の量のことを血糖値と言います。

 

食事を摂取して血糖値が上昇すると膵臓にあるβ細胞がインスリンを血中に放出します。

インスリンは血漿のブドウ糖を筋肉や脂肪に取り込む働きがあります。

その結果血糖値が上がり過ぎないように調節してくれます。

 

血糖値が高い状態が続くと下記の症状などが現れます。

・喉が乾く

・多飲

・多尿

・体重減少

・倦怠感

また、血糖値が高い状態が続くと、体の血管を傷つけ様々な合併症を引き起こします。

 

【糖尿病の診断基準】

①早朝空腹時血糖値126mg/dl以上

②75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT )2時間値200mg/dl以上

③随時血糖値200mg/dl以上

④HbA1c6.5以上

①~③のいずれかと④が確認されると糖尿病と診断されます。

 

【糖尿病の種類】

・1型糖尿病

・2型糖尿病

・糖尿病以外の疾患や治療薬の影響で血糖値が上昇し糖尿病を発症することもあります。

・妊娠糖尿病(上記診断診断基準と異なります)

 

【1型糖尿病と2型糖尿病の違いについて】

・1型糖尿病

→膵臓のβ細胞が破壊されインスリンが膵臓からほとんど出なくなる

→急激に症状が現れる事が多い

→若年層に多い傾向

→治療はインスリン注射

 

・2型糖尿病

→生活習慣や遺伝的な影響によりインスリンが出にくくなったり、効きにくくなる

→症状が重症化するまで現れないこともあり気が付かないうちに進行していることがある

→肥満の方が多いが、やせ型の方もいる

→治療は食事療法・服薬・運動療法(進行するとインスリン注射を使用する事あり)

 

【合併症の種類と症状】

・神経障害

→温度・痛みなどが感じにくくなる。自律神経障害も生じる。

 

・足病変

→神経障害や抹消血管病変、感染が関与。

 潰瘍・壊死へ進行し最終的には切断することもあり。

 

・網膜症

→硝子体出血、牽引性網膜剥離をきたし視力低下。放置すると失明に繋がる。

・腎症

→糸球体の細小血管が障害され慢性腎不全となる。

 放置すると透析や腎移植をしなければならない状態となる。

 

・虚血性心疾患

→大血管の動脈硬化により起こる。重篤な障害が残存したり最悪死に至る。

 

・昏睡

→急激に高血糖となり意識障害、昏睡となる。死に至ることもある。

 

合併症と栄養指導については、ショート動画もご用意していますので是非ご覧くださいね!👇

 

 

皆さんに当てはまる物はどれくらいありましたか?

どれか当てはまる物があった方はお気軽に医師やスタッフにお声がけください。

次回は糖尿病の食事療法などについて紹介しますね。

次回お楽しみに―✨

 

★当院では管理栄養士による栄養指導を行っています。

お一人お一人の状況に合わせてご相談可能です。

気になる方はぜひ、お気軽にスタッフにお声掛けくださいね。

また、栄養指導枠が増えました!!👏下記をご参考にしてください。

【管理栄養士による栄養指導】

・日時

 月16:00

 水16:00

 木11:00、16:00

 金16:00

 土10:00、11:00

 

・所要時間

 初回30分、2回目以降20分

 

・料金(保険3割負担の方の場合)

 初回 780円

 2回目以降 600円

 

・予約方法

 受付や医師にお声がけ下さい

 ※医師の診察を受けて頂き、指導の指示のある方が対象となります。

 気になる方はスタッフまでご相談下さい。

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