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【きらきら栄養士通信】今日から始めるシンバイオティクス!② レシピ編

今回は当院の管理栄養士がそれぞれ、シンバイオティクスのレシピを考案しました!

育菌+腸活!!と参考にしていただけたらと思います。

 

①味噌(プレバイオティクス⇒乳酸菌・麹菌)×食物繊維(プロバイオティクス)

 

●カブとひき肉の味噌炒め

 

麹菌は日本由来の発酵食品の多く(醤油・味噌・みりん・甘酒など)に用いられています。麹菌が作る酵素の力で、体内での消化・吸収力を高めたり、酵素が生み出すオリゴ糖が善玉菌のエサとなり腸内環境が良くなります。また、麹菌はビタミンやミネラルなどの栄養素を作り、疲労回復や美容効果も期待されています。

 

②キムチ(プレバイオティクス⇒乳酸菌)×食物繊維(プロバイオティクス)

 

●エノキムチ

 

●豚キムチ

キムチに含まれる乳酸菌はヨーグルトの乳酸菌よりも胃酸に強く、腸に生きたまま届きやすいと言われています。また乳酸菌の量の比較では「ぬか漬け」が約1600万個に対し「キムチ」は約1億6000万個と約10倍も多いそう!

 

豚キムチには玉ねぎも材料に含まれますが、玉ねぎにはビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖が含まれています。

 

納豆(プレバイオティクス⇒納豆菌)×食物繊維(プロバイオティクス)

 

●とろとろ納豆めかぶ

 

菌の中でも最強ともいえる納豆菌!!熱に強いため、寒い時期には汁物に加えて生姜のすりおろしを加えてサラリと飲んで頂くのもお勧めです。

 

また、大豆に納豆菌を加えて発酵させる過程で「ナットウキナーゼ」というたんぱく質分解酵素を生成します。「ナットウキナーゼ」には血液サラサラ効果があり、高血圧やコレステロール値の改善が期待されています。ただし、熱に弱いため納豆菌とのWの効果を発揮させるためには加熱しないでそのまま摂取することをお勧めします。

 

いかがでしたか。難しいレシピを取り入れる必要はなく、手軽に実践できるので、ぜひシンバイオティクスを意識してみて下さいね!また腸内環境には睡眠・運動不足やストレス、喫煙・飲酒などの生活習慣も大きく影響していますので、自分に合った方法を見つけて見直しをしていけたら良いですね。

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