こんにちは。
「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」
東長崎駅前内科クリニックメンバーのはまだです。
よく聞かれる「平成最後」
もう新しい「令和」は目前ですね。
新年度が始まり、バタバタとあっという間に過ぎていく毎日だったので、
大型連休とこの節目を機会に、ゆっくり色々なことを感じたり、考えたりしたいなと思っています。
さて今日は、この機会に考えよう、風疹抗体・風疹ワクチン というお話です。
そもそも、風疹ってどんな病気?
風疹は、発熱や発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。
感染していても症状が出ない不顕性感染から、重篤な合併症に至るまで幅広く、症状だけで診断するのは難しいといわれています。
何が問題なの?
風疹の予防法には、ワクチン接種があります。
ただ、風疹の定期予防接種の変遷を見ると、受けていない世代の方もいらっしゃることが分かります。
また、妊娠中は、ワクチン接種が出来ません。
もし妊娠20週までの初期段階に風疹ウイルスに感染すると、赤ちゃんが先天性風疹症候群(難聴や心疾患、白内障など)を発症する可能性があります。
自分の抗体価を知ること。
抗体によっては、ワクチン接種をすることが流行を防ぐことにもなります。
そして、家族や周りの大切な方のことを守ることにもつながるのです。
どんな流れで検査・ワクチン接種したらいいの?
来院していただき、まず採血をします。
↓
結果が出るまで2週間程度、お時間を頂きます。
↓
結果次第でワクチン接種の相談、接種をします。
ワクチンは当院でも接種可能です。
注意点はある?
すでに妊娠されている方はワクチン接種は行えません。
またワクチン接種の1か月前、ワクチン接種2か月後は妊娠計画は避けることが必要です。
豊島区では風疹抗体価検査、ワクチン接種ともに助成金対策がとられています。
当院でも、検査とワクチン接種が受けられますので、どうぞご相談ください。
(※抗体価検査は、連休明け5/8(水)~になります)
今日は、この機会に考えよう、風疹抗体・風疹ワクチン というお話でした。
次回のスタッフブログは、来週月曜日に更新します。
どうぞお楽しみに。