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早くも夏の到来!?ペットボトル症候群ってご存じですか?

こんにちは!ジメジメと暑い日が続いていますね💦梅雨入り前に夏が来てしまいそうです😅

 

気温が高くなると熱中症が心配になりますが、水分を摂る時に気を付けたいのが「ペットボトル症候群」です。

最近聞かれるようになった言葉ですが、ご存知でしょうか?

 

【ペットボトル症候群とは…】

夏場など、水分を多量に摂取する際に、ジュース類などの糖分の多く入った飲料を多量に飲むことで起こる急性の症状で、正式には「ソフトドリンクケトーシス」と呼ばれています。

ソフトドリンクには予想以上に糖が含まれていることが多く、コーラであれば500mlのペットボトル1本で角砂糖(1個4gとして)14個分、スポーツドリンク500mlでも角砂糖6~8個分程度の糖が含まれています。ソフトドリンクを飲むということは、同時に大量の糖を摂っているということになってしまうのです。

 

そのままでは、喉が渇いた時に糖分の多いソフトドリンクを飲むことで血糖値が上がり、それによってさらに喉が渇いてまた飲んでしまう…という悪循環になってしまいます。

通常、血糖値が高い時には、膵臓からインスリンというホルモンが適宜分泌され、糖の利用が促されて血糖値を下げる仕組みになっていますが、高血糖の状態が長く続くとインスリンの分泌や働きが悪くなることがあり、その場合には糖がエネルギー源としてうまく利用できず、血糖値が下がらなくなってしまいます。

 

糖の利用ができなくなると、それに代わるエネルギー源としてタンパク質や脂肪が分解され、エネルギーとして利用されるようになります。脂肪が分解されたときに「ケトン体」という物質ができますが、これが増えると血液が酸性に傾き、これらのことが原因となって、ペットボトル症候群の諸症状が現れます。

 

具体的には、のどが渇く、尿量が増える、だるい、疲れやすい、イライラする、吐き気がするなどの症状がよくみられます。重症になると意識がもうろうとして、時には命に関わることもあるので注意が必要です。

 

ペットボトル症候群の実態は糖尿病そのもので、しかも急性の代謝異常を起こしている状態です。糖尿病と診断を受けている方はもちろんのこと、糖尿病の可能性を指摘されている方やメタボリック症候群の方も含めて発症リスクが高いと考えられます。実際のところ、健康にあまり関心のない若年層の肥満男性で、日常的にジュースやコーラを大量に飲むような人が罹りやすいと言われています。

 

熱中症対策の水分摂取の際はミネラル分も必要ですので、そちらも気を付けつつ、水やお茶などをメインにバランスよく飲んでいきたいですね😊

 

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