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【きらきら栄養士通信】痛風の食事のポイント

こんにちは!

暦の上では、春の始まり「立春」ですが、今年は温かくなったかと思いきや寒くなったりと忙しいですね!花粉症の方も辛い時期ですよね。桜満開の本番の春を迎えるためにも、生活リズムと食事を整えていけると良いですね!

 

さて今回は、前回に引き続き、高尿酸血症の食事についてです。

 

ポイント

その①肥満を解消する

まずは標準体重を目標に減量することが大切です。ただし、急激な減量は血清尿酸値の上昇に繋がるので注意します。

 

その②プリン体含有量の多い食品は控える

プリン体は1日400mg以内を目安に食事を考えましょう。以下、食品中のプリン体含有量(100gあたり)の多い食材です。参考にしてみて下さい。

 

超多い(300mg)→鶏レバー・干物(マイワシ)・あんこう(肝酒蒸し)など

多い(200~300mg)→豚・牛レバー・カツオ・干物(マアジ)など

 

中程度(100~200mg)→肉類の多くの部位、魚類など

 

プリン体は、水に溶けやすいので、たっぷりの水でさらす・茹でるなどの調理法がお勧めです。また、魚類・肉類の骨髄から摂ったスープにはプリン体の含有が多いので、これらのスープは控えましょう。

 

その④アルコールを控える

アルコールは、尿酸の産生量を増やし、排泄を阻害する働きがあります。また、利尿作用で、体内の水分量が減少し尿酸値が上昇しやすくなります。

 

その⑤水分を十分に摂りましょう

水分を多く摂ると尿量が増え、尿酸を排泄しやすくなります。1日1.5~2ℓくらいを目安に、積極的に水分を摂りましょう。利尿作用のある緑茶・コーヒーなどもお勧めです。汗で水分が失われた時は、特にしっかり補給するよう心掛けて下さい。

 

その⑥規則正しい食事を心掛けましょう

プリン体を控えめに、バランスのとれた食事を心掛けましょう。また、尿酸値が高まると尿が酸性に傾きやすくなり、尿酸が排出されにくくなります。尿をアルカリ化する野菜やきのこ、海藻をしっかり摂りましょう。

 

その⑦塩分は控えめに!

高血圧は痛風に頻度の高い合併症です。薄味を心掛けましょう。

 

痛風のお薬はあくまでも一時的な対症療法で治療・予防するものではありません。食事と生活習慣の改善こそが尿酸値対策には欠かせません。規則正しい、バランスのとれた食事や運動・適度な休息を心掛けましょう!!

 

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