こんにちは。
「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」
東長崎駅前内科クリニックメンバーの はまだ です。
今週の火曜日にあの雲、怪しいなぁ。
地震雲かもなぁ。気を付けてね。なんて根拠のない話をしていたのですが。
久しぶりの長い揺れにびっくりしました。
エネルギーが発散されるのはいいことなの
か、ついつい忘れがちになってしまうけれど、
忘れた頃が危ない。備えの気持ちは、時折思い出さなきゃと感じた朝でした。
今日は、よく質問を頂く大腸ポリープのお話です。
そもそも大腸ポリープって何?
大腸の管の表面(最も浅い層)は粘膜でできています。
この一部が、イボのように隆起してできたもののことを大腸ポリープといいます。
大腸ポリープは、腫瘍性のポリープとそれ以外のものに分けられます。
大腸ポリープの80%は、大腸腺腫といわれています。
そのほかには、過形成ポリープや炎症性ポリープ、特殊なポリープなどがあります。
大腸がんに進行する可能性が高いものは腫瘍性ポリープである「腺腫」です。
(全てが、がんになる訳ではありませんし、腺腫以外が絶対癌にならないわけではありません。)
大腸ポリープって取ったがいいの?
大腸がんには、正常な粘膜から腺腫が生じて、それが悪性化してがんになる場合と、
腺腫の状態を経過せずに一気にがんになる場合とがあります。
このうち、腺腫となった後に大腸がんになるものについては、腺腫のうちにそのポリープを
取ることで大腸がんを予防することができます。
ポリープの形状や大きさ、個数などによって、切除するかどうか判断します。
全てのポリープを取ったほうが良いというわけではないため、ご相談しながら進めていけたらと
考えています。
大腸ポリープを取る時は痛い?
ポリープを切除するときは、少し引っ張られる感じと言われる方もいますが、
ほとんどは、取る時に言われないと分からない程度で何も感じないことがほとんどです。
なので、どうぞご安心くださいね。
大腸ポリープを取ったあとの注意点はある?
取ったところからの出血を抑えるために、食事と行動の注意点があります。
・1週間程度、アルコールや辛い物、脂っこい物、刺激物を避ける食事をする。
・検査当日は、スープやゼリーなどの流動食に近いものから徐々に形態を上げていく。
・1週間程度、日常生活以外の運動や血圧が上がりそうなこと、旅行などをお控えいただく。
ご心配なことはお気軽にご相談くださいね♡
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次回のスタッフブログは、火曜日に更新します。
どうぞお楽しみに。