当院で胃カメラ(胃内視鏡検査)の当日検査が可能です。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、胃や食道、十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。
これにより、胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、胃がんなど、消化器疾患の早期発見と診断が可能になります。
当院では、即日や当日検査を実施することで、胃の病気の早期の診断治療を行えるように心がけています。
アニサキスなど当日に治療をした方が良い疾患の際に大変好評いただいています。
即日検査とは、診察と胃カメラ検査を同じ日に受けられることを指します。
通常、検査前の事前準備や診察が必要なため、別日での対応が一般的ですが、当院では即日で胃カメラまで実施します。
即日検査を選ぶ利点
早期診断と安心感
消化器症状が現れると、不安を抱える方が多いです。
即日検査は、早期に診断を行い、治療が必要な場合には迅速に対応することで、患者の不安を軽減します。時間の効率化
忙しい方にとって、何度も医療機関を訪れるのは負担です。
即日検査は、通院回数を減らし、1日で完結するため、時間の節約が可能です。結果が早く得られる
即日検査では、その日のうちに医師から検査結果を聞ける場合が多く、次のステップを早く計画できます。
即日検査を受ける際の注意点
即日検査にはいくつかの注意事項があります。事前にしっかり準備を行うことで、検査を安全かつスムーズに進めることが可能です。
食事制限と絶食の必要性
検査前は最低でも6時間以上は食事を取らないことが求められます。
胃の中を空にすることで、胃カメラが観察する粘膜の状態をより正確に確認できるからです。
水分補給は無色透明の飲み物(水や薄いお茶)に限ります。
午前中に胃カメラを希望される場合は朝食を、午後に胃カメラを希望される場合は昼食を抜くようにしてください。
検査前日の飲酒について
急遽胃カメラを希望される場合、全日に飲酒されている事もあると思います。
胃カメラ検査の前日のアルコール摂取については夜10時までに飲酒を終え、それ以降は控えていたくことが良いと考えます。
飲酒される場合もアルコール濃度の高いものは避け、ビールやそれ以下のアルコール濃度のものにしましょう。
服薬に関する指示
普段服用している薬がある場合は、中止指示を主治医から確認が出来ていない場合は中止を避けてください。
胃カメラの前に内服をすること自体は検査に影響は起こしませんので、当日即日検査を希望される場合にも常用薬の内服は継続してください。
特に血液をサラサラにする薬を服用している方は、検査前にお知らせください。
検査後の運転の禁止
鎮静剤を使用した場合、検査後は眠気やふらつきが残るため、当日は車の運転を控える必要があります。
そのため鎮静麻酔のする希望のある患者さんは公共の交通機関での受診をお願いします。
検査実施の時間
ご予約の胃カメラ大腸カメラの患者さんがいらっしゃるため、予約の間をぬっての実施になります。
当日検査・即日検査を希望される場合はできるだけ早めの時間に受診をお願いします。
またお時間に余裕をもっていただけますようお願いします。
胃カメラ検査を受けるべき症状
即日検査の対象となる症状には、以下が含まれます。
- 胃痛や胸やけ:逆流性食道炎や胃潰瘍の可能性があります。
- 食欲不振:胃炎や胃がんの早期兆候のことがあります。
- 貧血:胃や十二指腸の潰瘍、場合によってはがんの可能性があります。
- 喉のつまり
- 吐血
- 急激な心窩部痛:アニサキスなどの可能性もあります。
これらの症状を感じた場合は、早めに検査を受けることをおすすめします。
まとめ
急な胃の症状などでお困りの方で胃カメラ即日・当日検査を希望の方は当院にご相談ください。