大腸カメラ話① event_note2019.10.29こんにちは。「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」東長崎駅前内科クリニックメンバーの はまだ です。 秋めいた日がやってきたなと思いきや、もうあっという間に11月ですね。今年もあと僅か……。ということで、やらないとな……と後回しにしていたことの一つを先日行いました! それは……大腸カメラ。内視鏡の介助は行っていましたが、実際に自分が体験したのは、恥ずかしながら初めて。患者さんの気持ちが、本当によ~く分かった体験になりました。 覚悟していたよりは大丈夫だった下剤検査の前に腸の中を綺麗にするために飲む下剤。味は知っていたものの、検査量を飲んだのは初めて。普段からあまり水分を取るほうではないので、量を飲めるかは心配でした。 最初に飲んだのは、①ラキソベロン。人工甘味料のような少し舌に残る甘さでしたが、量が少ないので、これは大丈夫でした。次は、②マグコロールPという下剤を飲みました。(※当院では院内で内服される場合は、モビプレップ内服となります)味は、下剤にしては飲めないことはなく、スポーツドリンクの甘いような……。ただやはり心配していた量が多い。ど~んという容器を見るだけで、これ飲み切れるのかなぁと不安になりました。最初は少しハイペースでいこうと作戦を立て、飲み続けること30分。お腹に少しずつ張ってくるような感じ。そして、ぐるぐるしそうな感じ……。 ああ、ありがとう。飴!容器を見ては、まだ半分あると自分を励まし、でもまだ半分か……という思いも。そこで登場したのが、飴ちゃん。この飴。私にとっては、救世主でした。固形物は取れないけれど、飽きてきた味を変えるのと、心の安定と(笑)飴ちゃん、さまさまでした。私のように、ごくごくいけない方には、おすすめです。 そんなこんなしているうちに、ん? そろそろトイレかも! とちょっと小走りに向かい。そこから先は、トイレに通い、残りを飲み。そして通い……の繰り返しでした。普段余り水分を取らない私でしたが、トイレに行くようになると飲めないということはなく、何とか下剤は飲み終わりました。ただ、季節柄もあるのか、途中からとにかく体が冷えて。寒さを感じました。これからの季節に検査なさる方は、私と同じような方もいらっしゃると思います。院内には電気毛布などもございますので、遠慮なさらずにお声かけくださいね! そして、トイレに通うこと10回くらいでしょうか……。検査準備ができたかなというような排便の状態と。検査とのドキドキや不安とで、とにかく緊張しました……。皆さん、本当に意を決して検査を受けられているんだなと身をもって感じました。だからこそ、何かお力になれることがあるかもしれません。ご不安なことは、何でもお気軽にお声かけくださいね。 続きの検査のお話は、また次回。次回は金曜日に更新します。どうぞお楽しみに。