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胃カメラってどんなことが分かるの?

こんにちは。

「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」

東長崎駅前内科クリニックメンバーの  はまだ です。

 

 

今年は、梅雨らしい梅雨ですね。

暑い夏になるのかしら……。

 

 

さて、今日はご質問いただくことの多い

胃カメラってどんなことが分かるの? というお話です。

 

 

実は、先日もこの質問いただきました。

他院で胃カメラを受けたんだけど、麻酔で知らないうちに終わっていたということで、

「異常なしとは言われたけど……。実際どんなことをしたのかあんまり覚えていなくって」とのこと。

 

胃カメラで調べられるところは?

胃カメラでは、次の部位の観察を行います。

・食道

・胃

・十二指腸

・咽頭部

 

基本的には、早期がんを発見するために行う検査です。

内部をカメラ映像で鮮明に見ることができるため、胃レントゲン検査と比較して診断制度が上がります。

当院では、通常光以外にも特殊光と呼ばれる光を用いて、精密に検査・診断することができます。

そして、その画像を見ながら

 

 

・炎症

・出血

・潰瘍

・ポリープ

・癌

 

などがないか調べる検査になります。

当院の胃カメラで診断できる疾患はこちら

 

 

 

観察以外の検査はあるの?

・生検

何らかの異常が見つかり、顕微鏡での精密検査を行ったほうが良い場合は、

内視鏡の中に器具を入れて細胞を取る「生検」という追加処置を行います。

顕微鏡検査の結果は、大体2週間程度で出ます。

 

・色素染色

詳しく観察したほうがよい所見があった場合には、薬剤で色を付けて観察することもあります。

 

・ピロリ菌検査

ピロリ菌感染が疑われる所見があった場合には、そのまま検査することができます。

(※一定条件のもと:内服薬などの状況や出血のリスクがある場合などは、難しい場合があります)

 

 

 

 

今日は、胃カメラってどんなことが分かるの? というお話でした。

 

 

次回のスタッフブログは火曜日に更新します。

どうぞ、お楽しみに!

 

 

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