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胃カメラ・大腸カメラを同時同日に受けたときの費用について

胃カメラ・大腸カメラを同時・同日に実施するときの費用

 

胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けることを考えている方へ、ちょっと気になる費用の話をしましょう。
まず、検査を同時に受けることで、病院に行く回数や検査の準備が一度で済むという大きなメリットがあります。
忙しい方や、なるべく通院の回数を減らしたい方には特におすすめです。

費用に関しては2回受診すること、胃カメラ・大腸カメラ2回を別日で検査をすることで2回かかる費用があるため
1回に済ませると重複している費用が節約できます。

胃カメラの費用

胃カメラの費用ですが、保険が適用される場合は、検査のみだとおおよそ3000-4000程度ですが、実際は大体5,000円から15,000円くらいが相場です。
検査の金額以外に、初診料や再診料、検査自体の費用、鎮静剤を使う場合の費用、そして万が一、生検(病変の一部を採取して詳しく調べる検査)が必要な場合はその費用が上乗せされるためです。
症状があったり、ピロリ菌の検査を追加する場合は、さらに費用がかかることもあります。

大腸カメラの費用

一方、大腸カメラの費用ですが、これも保険が適用される場合、検査ののみでは4000円から5000円ですが、実際は総額で4,650円から30,000円くらいが一般的です。
こちらも診察料や検査の費用、鎮静剤の費用、生検やポリープ切除が必要な場合の費用などが上乗せされるからです。
特にポリープ切除は手術なので高額となります
鎮静剤を使って検査を受ける場合、当日は車の運転ができなくなるので、誰かに送迎をお願いするか、公共交通機関を利用するのが良いでしょう。

 

胃カメラ・大腸カメラ同時同日の費用

同時同日に検査を受ける場合、それぞれの重複している費用が節約されます。
具体的には初診料・再診料・処方箋料などの診察に係わる費用や内視鏡検査中に使用される麻酔・鎮静剤の薬剤費などです。
また場合によっては生検やポリープ切除などを実施した際の病理診断(細胞や組織を顕微鏡でみて癌などをチェックする検査)や各種判断料も保険診療上重複する都判断された部分は費用が発生しません。

そのため単純に「胃カメラの費用+大腸カメラの費用」よりトータルでかかる費用は安くなることがほとんどです。
最低でも200円程度は安くなります。大きい場合だと3000円程度の節約になります。

 

胃カメラ・大腸カメラ同時同日時の注意点

保険診療で実施をする場合は、それぞれの検査に保険適応があることが大前提です。
人間ドックの様な無症状で、かつ保険適応がない場合は上記のとは異なるとお考え下さい。

ただ自費で検査を受ける場合でも、各クリニックによりますが胃カメラ・大腸カメラを同時に受けたほうが安くなる傾向にあります。

 

胃カメラ・大腸カメラ同時同日、そのほかの注意

検査を同日に受けると、事前の準備がちょっと大変かもしれません。
例えば、前日から食事制限が必要だったり、当日も検査前に下剤を飲んでお腹の中を綺麗にしておく必要があります。
それでも、一度に両方の検査が済むので、後から「また病院に行かなきゃ…」というストレスが減るのは大きな利点です。

検査時に、もし大腸ポリープが見つかったら、当院ではその場で切除をします。
切除が行われると、その分の費用が追加されますが、早めに処置できるのは安心ですよね。
胃がんや大腸がんのリスクが心配な方にとって、これらの検査を同時に受けることは、病気の早期発見に繋がるチャンスになります。

クリニックや病院によってさまざま点で若干の違いが出ることがあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
何か不安や疑問があれば、遠慮なく医師やクリニックのスタッフに相談してみてください。
検査自体は少し緊張するかもしれませんが、一度に済ませてしまえば、後は安心して過ごせるはずです。

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