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アルコールが大腸癌のリスクとして正式にガイドラインに載りました。

アルコールと大腸がんの関係性!?

【飲酒量と健康リスクの関係】

一日の飲酒量がビール1杯以上の方は、大腸がんになるリスクが高いと厚労省が初め発表いたしました。

「飲酒ガイドライン」はこちら。

 

厚生労働省の飲酒ガイドラインによれば、大腸がんの場合は、1 日当たり約 20g程度(週 150gグラム)以上の量の飲酒を続けると発症リスクが高まると記載をしています。

大腸がんは日本人の死因として多い病気として知られています。飲酒量が多い方は大腸がんのリスクが高いため、お早めに消化器内科にご相談ください。

【大腸がんの診察予約はこちら】

 

【1 日当たり約 20g程度のアルコール量とは】

  • ビール ロング缶 1本(500ml)
  • 日本酒 1合(180ml)
  • ウィスキー ダブル1杯(60ml)
  • 焼酎 25度 グラス1/2杯(100ml)
  • ワイン 2杯程度(200ml)
  • チューハイ7% 缶1本(350ml)

 

上記のアルコール量よりも、日常的にアルコールを摂取している方は大腸がんのリスクが高くなります。大腸がんは初期症状がほとんどない病気と言われています。大腸がんが進行する前に、お近くの消化器内科へご相談ください。

 

【大腸がんとは】

大腸がんは大腸に発生するがんです。結腸(盲腸からS状結腸)までにできる「結腸がん」と直腸にできる「直腸がん」の2種類に分けることができます。

男性では罹患数4位・死亡数3位、女性では罹患数3位・死亡数1位で、 データでは、年間男性で約9万人、女性で約7万人、合計16万人が大腸がんと診断されています。

【大腸がんとは】

 

【アルコールと大腸癌に関してのまとめ】

大腸がんは、男性で約10人に1人、女性は約12人に1人がかかる病気と言われています。

また、大腸がんは初期症状がほとんどない大腸の病気です。アルコールを日常的に飲まれる方や40歳以上で大腸カメラ検査を受診したことがない方は、大腸がんのリスクがかなり高いとも考えられます。お腹の悩みやご相談なら東京都豊島区東長崎駅にある当院までお気軽にご相談ください。

【おなかの診察予約はこちら・大腸カメラの事前診察や大腸カメラの検査枠の仮予約もこちらから】

著者
東長崎駅前内科クリニック 院長 吉良文孝
資格
日本内科学会認定 認定内科医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会認定 内視鏡専門医
日本肝臓学会認定 肝臓専門医
日本消化管学会認定 胃腸科指導医
日本糖尿病学会
経歴
平成15年 東京慈恵会医科大学 卒業
平成15年 東京警察病院
平成23年 JCHO東京新宿メディカルセンター
平成29年 株式会社サイキンソーCMEO
平成30年 東長崎駅前内科クリニック開院
 

 

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