胃カメラ・大腸カメラ検査をどこの医療機関で受けるか? event_note2023.10.03胃カメラ・大腸カメラ検査をどこで受けるか?内視鏡検査を受ける場合に何を基準に胃カメラ・大腸カメラなどをしてもらう医療機関を選べばいいでしょうか?例えば ①内視鏡検査数が多いところ ②内視鏡設備が新しいところ ➂休診日がないところ ④医師の内視鏡経歴が豊富なところ ⑤交通の便が良いところ 上記の様な基準があるかと思います。 いずれも大切な事であると思いますが、私見としては一番大事なのは 継続的に診てもらえるかどうか・・だと思います。 実際近年の内視鏡を実施している医療機関で①-⑤のすべてが無いといったところはなくなってきているのが現状です。 継続的に診療をつづけるということ「継続的に診てもらえる」というのは、内視鏡検査だけの付き合いにならないという事を意味します。 検査後もお困りごとの解決に向けて診療を続けてもらえるかどうか・・です。 診療は、問診・検査・治療などのパートが有りますが、検査はその一部にすぎません。 なので問診(話を聞く)、治療(処方など)も重要です。 患者さんは何かに困って内視鏡検査をしているのですが、内視鏡検査だけで解決しない事も多々あります。 血便・腹痛・下痢・便秘・胃痛など症状があり、他院で胃カメラ・大腸カメラを実施したが、検査で異常がなかったため診察終了になったということで、困って当院に来院される患者さんがかなりの数でいらっしゃいます。 当院で外来診療を継続して治療をさせていただいているのですが、当院で内視鏡検査を行っていないため細かいところがわかりません。異常がないというのは、胃がん・大腸癌が無い、胃ポリープ・大腸ポリープが無い、ピロリ菌がいないなど・・だけの意味でしかありません。 内視鏡診断学的な異常(見た目の問題というとわかりやすいかもしれません)がないという意味です。 ただ個人的には内視鏡検査をすることでそれ以上の細かいところを診るようにしており、内視鏡挿入時の体の反応や検査前後での様子、検査中の消化管の動き・反応・形などの情報を集めるようにしています。その後の診療に役立つ情報だからです。外来で継続診療を行う上でそのような情報もあった方が診療しやすいのがあります。 しかし直近で検査をされている患者さんに再度検査をお願いすることもできないので、可能であれば内視鏡を実施する段階から拝見させていただきたいなと思います。もし胃カメラ・大腸カメラを実施される場合は、検査の外来診療まで想定して医療機関を選んでいただくと良いと思います。外来予約・胃カメラ予約・大腸カメラ検査枠予約はこちら 胃カメラ検査~鼻からでも口からでも~大腸カメラ検査~麻酔無し、麻酔あり、どちらも対応~著者 東長崎駅前内科クリニック 院長 吉良文孝資格日本内科学会認定 認定内科医 日本消化器病学会認定 消化器病専門医 日本消化器内視鏡学会認定 内視鏡専門医 日本肝臓学会認定 肝臓専門医 日本消化管学会認定 胃腸科指導医 日本糖尿病学会経歴平成15年 東京慈恵会医科大学 卒業 平成15年 東京警察病院 平成23年 JCHO東京新宿メディカルセンター 平成29年 株式会社サイキンソーCMEO 平成30年 東長崎駅前内科クリニック開院 院長紹介ぺージはこちらWEB予約はこちら