鼻からの胃カメラ体験談~スタッフブログ~ event_note2021.04.06こんにちは。スタッフの福田です!先日初めて鼻からの胃カメラを受けたので、体験談をお話したいと思います。 鼻からの胃カメラを行った感想は、「口からの胃カメラよりも楽だった」です。 私は中学生の頃、いつも胃が痛くなり病院に通っていました。念のためと胃カメラをその日にすることになりました。肩に注射をされ、麻酔のジェルを口に含んでいざ、内視鏡室へ。 内視鏡の太さを見て、大パニック!!!「ぎゃー!!!絶対に無理!!!!」と騒ぐ私。看護師3人がかりで押さえつけられ、先生に「静かにしなさい!」と怒鳴られながらもなんとか胃カメラが終わりました。とっても気持ちが悪かったです。常に嘔吐している状態で、10分間くらい耐えました。嫌だった記憶はなぜこんなにも鮮明に覚えているのでしょうか。「もう絶対にやりたくない。」そう思いました。 ご縁があって、東長崎駅前内科クリニックに入職した際、鼻用の胃カメラをみて驚きました。「細い!!細すぎる!」と感動しましたが、2年半胃カメラをする勇気が出ず、できませんでした。なぜならば、あの時の悪夢がよみがえるからです。しかし、なぜ私が鼻からの胃カメラをする決心がついたかというと、看護師や先生の技術を見ているうちに、「やってみようかな?」と思うようになりました。看護師の優しい声掛けや、先生の素早い内視鏡テクニックがどれほど素晴らしいのか、ありがたいのかを経験してみたくなりました。 そして、胃カメラ当日。とても緊張しました。胃の中の泡を消す薬。これがとてもまずいです。「あの時と同じくすりだ」そう思いました。次は鼻からの出血を抑えるくすりを両方の鼻に入れます。これは耳鼻科さんでもよく使うくすりで、私は大丈夫でしたが、とても刺激のあるくすりです。(くしゃみがでたり、涙がでる作用があります。)両方の鼻に薬をいれた後は、片方の鼻の穴に麻酔のジェルを流し込んでいきます。「ごくん」と飲み込みながら麻酔がしっかりかかるのを待ちます。麻酔がかかった頃にチューブを鼻にいれて、内視鏡が通るように穴を固定していきます。2回ほど入れ替えますが、「本当に通った!」と思いました。私は花粉症で鼻が詰まったり、アナフィラキシーショックの経験があり、喉の粘膜が、ぼわーっとしたり、耳鼻科での薬の処置に慣れていたので、薬の作用には驚きませんでしたが、チューブが入っていく感じはとても衝撃的でした。でも痛みはなく、鼻を押された感じです。 チューブが通ったら、内視鏡が始まります。鼻と喉の間まで内視鏡が入ると「ここで飲み込んで」と先生から声掛けがあり、飲み込もうとすると一度「おえー」となりましたが、その後は嗚咽感がありませんでした。ただ、胃の中に異物がある感じがしました。3分もしないうちに内視鏡が終わりましたので、終わってみると「あっという間だった」という言葉がこぼれました。 気持ちのよい検査ではありませんが、口からの内視鏡に比べると本当に鼻からの胃カメラの方が楽に受けられると感じました。 がしかし、鼻からの胃カメラは薬がおいしくないのと、鼻と喉の間の麻酔が効いてくる感じが、「もしかして息できないんじゃないか」と思うような、ぼわーっと感があるので、胃カメラを初めて経験する方はとても不安に感じると思います。また緊張で目をつぶってしまったりすると、嗚咽感が強く出てしまうこともあります。 私の場合は、口からの胃カメラ経験があった事と、内視鏡室で胃カメラの処置を見たことがある為、鼻からの胃カメラを受けられました。静脈麻酔も検討しましたが、午後に眠くなってしまうのが嫌だったのと、稀に副作用で気持ちが悪くなることを知っていたので、鼻からの胃カメラにチャレンジしました。とにかく、思っていたよりも楽に胃カメラを受けられてよかったです!! 当院で胃カメラをご希望の方は、まずは静脈麻酔なしで行ってみるのもよいかもしれません。過去に辛い経験をされた方や、緊張が強い方は静脈麻酔を使用することもできますので、ご相談下さい。深い麻酔をご希望の方は口からの胃カメラになります。(静脈麻酔を使用した際は目が覚めるまでベットに横になって頂く事と、稀に副作用でご気分が悪くなってしまうことがある事。また、お体の状態によっては使用できない場合があります。)静脈麻酔についてのブログもご覧ください 胃カメラのご予約はWebまたはお電話で承っています。胃カメラの予約状況についてのブログもご覧くださいご来院お待ちしております。