アニサキスの食中毒について event_note2023.08.25こんにちは。皆さま、暑い中いかがお過ごしでしょうか。夏になるとお刺身やお寿司などさっぱりとした食べ物を食べたくなりますね。本日はそういった生鮮食品に潜むアニサキスの食中毒についてご紹介したいと思います。 【アニサキスとは?】直径2〜3cmほどの寄生虫で、主に魚介類の内臓に生息しています。寄生している魚介類が死ぬと、内臓から筋肉の方へ移動することがあります。そのため身を新鮮な生のまま食べると、内にアニサキスが潜んでいる可能性があります。アニサキスを生きているまま飲み込んでしまうと、胃壁に入り込もうとし食後数時間〜十数時間後に「みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐」を引き起こすことがあります。 【予防法は?】目視で確認し除ける、よく噛む、新鮮な生をたべないなどの方法はありますが一番確実なのは60℃以上で1分間の加熱、もしくは-20℃で24時間以上の冷凍処理をすることです 【すでに症状が出てしまった場合の対処法は?】速やかに医療機関を受診してください。内視鏡にてアニサキスを除去する必要がある場合もあります。当院では内視鏡検査も行っており、WEBからでのご予約も承っております。ご不安な場合はぜひご相談ください。 生鮮食品を食べる際は、一つ意識をすることで危険を未然に防ぐこともできます。 体調を整えて、素敵な夏をお過ごしくださいね☀️胃カメラについてはこちらアニサキスについてはこちらもご覧ください外来検査の予約についてはこちら