重症のスギ花粉症治療「ゾレア皮下注射」を受けることができます | 武庫之荘駅前 梅華会耳鼻咽喉科クリニック
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重症のスギ花粉症治療「ゾレア皮下注射」を受けることができます

投稿日:2021/03/11|カテゴリ:お知らせ

武庫之荘駅前梅華会耳鼻咽喉クリニックでは、これまで受けていたスギ花粉の治療で花粉症症状が治らないという重症患者さんのために、最新の花粉症治療として「ゾレア皮下注射」を導入いたしました。

ゾレア皮下注射とは、スギ花粉症状である「くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目や皮膚のかゆみ」などを、内服や点鼻薬で治療を行っていたが辛い症状が続いている方、そして抗ヒスタミン薬が効かない方などに最適な治療です。
ゾレア皮下注射をすることで、アレルギーの抗体(IgE)をブロックし、アレルギー反応を元から抑えます。
ゾレア皮下注射は10年前から喘息の治療で使用されておりましたが、季節性アレルギー性鼻炎(スギ花粉症)にも保険適用されることになりました。

◎季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の症状を抑えることによりQOLの質が上がります。

・集中して仕事や勉強ができるようになる
・外出時の辛さが和らぐ
・朝までぐっすり眠れる
・新聞や本を集中して読める

◎「ゾレア皮下注射」の治療を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

✔ 重症または最重症の季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)で前スギ花粉シーズンでも重症な症状があった。

✔ スギ花粉のアレルギー検査(血液検査)の結果が陽性だった。

✔ 季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の既存治療(抗ヒスタミン薬)を1週間以上行い、効果が不十分だった。

✔ 12歳以上で血清中総IgE濃度が一定数(30〜1,500IU/ ml)である。

◎ゾレア皮下注射による治療の流れ

1回目受診
重症花粉症と診断(くしゃみor鼻をかむ回数が1日11回以上 または 鼻づまりがひどく1日中または長時間口呼吸している)
血液検査(IgE値や体重の測定)
既存治療の開始(抗ヒスタミン薬など)

↓1週間以上

2回目受診
既存治療で効果不十分なスギ花粉症と診断
血液検査
ゾレア皮下注射の投与量や投与間隔の相談

↓数日後

3回目受診
ゾレア皮下注射の投与
スギ花粉シーズン中、2週間または4週間ごとに投与

◎ゾレア皮下注射の主な副作用と注意すべき症状

主な副作用は注射部位の赤みや腫れです。
赤くなる・痒くなる・腫れる・痛い・熱くなる・硬くなる・出血する
また投与後は以下の症状に注意してください。
気管支のけいれん・失神・全身の痒み・呼吸困難・立ちくらみ・血圧低下・じんましんなど

◎治療費について

ゾレア皮下注射はご自身のアレルギーのレベルに応じて注射の量が変わりますが、保険適用で自己負担額は1ヶ月あたり約4,500円〜約7万円ほどです。
ゾレアの投与量によって医療費が払い戻しされる場合があり、投与量によっては「高額療養費制度」の対象となります。
ご自身の治療が高額療養費制度に適用されるかどうかは保険加入先へお問い合わせください。

武庫之荘駅前梅華会耳鼻咽喉科クリニック院長の梅岡がゾレア皮下注射について説明している動画はこちらです↓
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