院長紹介
梅岡耳鼻咽喉科クリニック 西宮市苦楽園
院長 野田謙二
2018年1月より梅岡耳鼻咽喉科クリニック(苦楽園)に勤務することになりました野田謙二と申します。
これまで15年間、大分大学耳鼻咽喉科に所属し、大学病院、地域基幹病院といった高次医療機関で手術、病棟診療、外来診療を経験してきました。
このたび、私にとって初めてとなる兵庫県西宮市に40歳を機に移住をし、梅華会で勤務する決心を致しましたのは、何よりも来院された患者さんに病状をしっかり説明し、理解していただき満足する診療を提供するという理念に心打たれ、共感したことにあります。
生い立ち
『謙二』という名前から、「次男では?」ときかれることもありますが、2月2日生まれが由来となったそうです。
小学校4年生まで福岡県北九州市で自由奔放に過ごしていましたが、小学5年生の時に父の転勤に伴い、東京へ転居しました。 九州から東京への転居は、その環境の変化に慣れるのに、小学生ながら大変だったことを記憶しています。
しかし、今となって思えば、良い経験だったと思われます。
再び、父の転勤、転居があったため、中学・高校は福岡県久留米市の中高一貫校へ進学しました。 中学・高校時代は本当に自由に過ごし、成績も優れませんでした。
そんなまま、高校3年生になりしたが、医学部を目指していた友人の影響を受け、自分も医師になり人に感謝される仕事がしたいと思うようになり、一年浪人して、大分大学医学部に入学しました。
医療について
それらの病院では子供の中耳炎から頭頸部癌まで、耳鼻咽喉科について幅広く経験をさせていただきました。 これからの経験を梅岡耳鼻咽喉科で診療に活かしていきたいと思っています。
私の行う医療の目標は、患者さんをよくすることだけでなく、患者さんに安心して治療を受けていただくことです。 症状の原因や治療の理解なしには、本当の安心はえられないと思いますので、どういう原因で起こっているのか、その原因を治療するのにどういう治療を行うのかを『自分だったら、ここまで説明して欲しい。』を基準に説明するようにしています。
これまでに「そんなに説明しないでよいから、先生のよいと思う治療をしてください。」と指摘を受けたこともありますが、そのような場合は、遠慮なくおっしゃってください。
また、治療の選択肢がいくつかあるような場合には、どういう治療を行うかを相談させていただこうとも思います。
最近、同じ治療を行っても医師や治療に対する信頼感が強い方が本来の治療よりも効果が高くなることが科学的に証明されています。 安心感、信頼感のある診療を行えるよう、私自身、常に医学的知識をup dateするだけでなく、わかりやく、丁寧な説明ができるようコミュニケーション能力の研鑽を行っていきたいと思います。
これからどうぞよろしくお願いします。
趣味など
旅行は一人旅が苦手なので、家族で(特に長男と)いきます。
西宮に転居してきて、九州に住んでいた時にはなかなか行けなかった場所にも行きやすくなったと思います。
関西圏のいろいろな場所を訪問できればと思っております。
釣りはもともと好きではなかったのですが、大分県佐伯市の南海病院勤務中に先輩の先生、患者さんの漁師さんに連れて行ってもらい、楽しかったので好きになりました。 全くの初心者レベルですが、初心者なりに楽しんでいます。
経歴
2003年 | 大分医科大学医学部卒業 |
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2003年 | 大分医科大学附属病院(耳鼻咽喉科) |
2007年 | 大分大学医学部(耳鼻咽喉科 助手) |
2007年 | 豊永耳鼻咽喉科医院(副院長) |
2008年 | 大分大学医学部(耳鼻咽喉科 助教) |
2013年 | 南海病院(現 南海医療センター)(耳鼻咽喉科 部長) |
2016年 | 大分大学医学部(耳鼻咽喉科 助教、病院再整備推進室 副室長) |
2017年 | 大分大学医学部(耳鼻咽喉科学講座 教育医長) |
2018年 | 梅岡耳鼻咽喉科クリニック 院長 |
専門医とは?
専門医とは、各専門領域において定められた専門研修カリキュラムにそって必要年数以上の研修を行い、試験に合格し各専門学会から専門医として認定された医師のことです。
医療法人 梅華会グループの医師も、いずれかまたは複数の専門医資格を保持しています。
耳鼻咽喉科
4年以上の研修が必要で耳、鼻・副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、気管、食道、唾液腺・甲状腺など頭頸部領域の病気をはじめとしてアレルギー、めまい、顔面麻痺、いびき、声とことばや飲み込みの異常などについて、専門的な知識と技術を持って適切な診療を行い、必要に応じて他の診療科との連携や紹介が的確に行える医師。
※出典:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
小児科
学会会員歴が引続き3年以上、もしくは通算して5年以上である医師。
2年間の卒後臨床研修を受け、その後さらに小児科専門医制度規則第15条に規定する小児科臨床研修を3年以上受けたもの。もしくは小児科臨床研修を5年以上受けた医師。
※出典:公益社団法人 日本小児科学会
専門医でなくとも開業し診療を行っている医師もおりますが、各科目における専門医は一定のレベルがあり、安心して受診いただけると私たちは考えております。