<原因・症状>
パルボウイルスB19によって引き起こされる感染症で、両頬のびまん性紅斑および、網状あるいはレース状の特徴的な皮疹によって診断されます。
皮疹は痒みをともなうこともありますが、7〜10日で消失します。
<出席停止期間>
通常は飛沫感染、または接触感染に伴って感染しますが、感染力が最も強いのは紅斑の出現時期ではなく、その1週間前です。
そのため、実際に伝染性紅斑と診断された段階では周囲への感染力も弱いため、出席停止期間などはありません。
<注意すべき事項>
バルボウイルスB19は、先天性溶血性貧血患者に感染すると貧血が進行したり、妊娠初期で感染すると胎児に影響を与えることがしられているため、周囲にそのような方がおられる方は注意してください。