百日咳

<症例>

発作性咳嗽、吸気性笛声、咳嗽後の嘔吐、無呼吸発作などが特徴で、特にワクチン未接種の3ヶ月以下の乳児では重症化しやすいです。さらに呼吸器の症状だけではなく、脳症や心不全などの多彩な症状を起こし死亡例も報告されています。
そのため、ワクチン接種対象年齢の3ヶ月になれば速やかにワクチン接種をすること をすすめています。

また、乳児期に定期の予防接種を打っているお子さんでも学童期になると百日咳の抗体が下がっているとの報告があるため、最近では年長さんに該当する年齢で、3種混合の予防接種を追加することが推奨されています。

予防接種スケジュール表 (pdf)

<出席停止期間>

「特有の咳が消失するまで、または、5日間の適正な抗菌剤による治療が終了するまで」とされています。

百日咳