院長紹介
梅華会耳鼻咽喉科クリニック JR芦屋駅直結
院長 木澤 薫
2019年4月よりJR芦屋駅前 梅華会耳鼻咽喉科クリニックにて診療させていただくこととなりました木澤です。
これまでの勤務医としての経験をいかし、病院との適切な連携をとりながら、地域の方々の健康維持のお手伝いをさせていただきたいと思っております。
また、子育て中の母として、不安や悩みなども共有させていただければと思いますので、なんでもご相談ください。
どうぞよろしくお願いします。
初めての患者さんへお伝えしたいこと
医師を目指したきっかけ
私が医師を志したのはやはり父の影響が大きいと思います。
昭和50年、内科開業医であった父の遅い一人娘として誕生した私は、父にたいへんかわいがられて育ちました(反面、母には怒られた記憶しかありませんが‥)。
両親は共働きで、母からは常々手に職をもつよう言い聞かされました。父からは特に医師になるよう言われたりはしませんでしたが、内心は期待してくれていたのでしょうか。
縁あって滋賀医科大学に合格し、医師を目指すようになると、私に読んでおくようにと父は医療関連のさまざまな本や雑誌の切り抜きを取っておくようになりました。
これは晩年父が亡くなる少し前まで続きました。
勉強家だった父の、本が山積みだった診療机をおもいだすにつけ、その姿勢は後輩医師として見習って行かなくてはいけないと、いつも決意を新たにします。
父に学んだことは、常に最新の医療を皆さまに届ける努力を続けていくことだと思っています。
医師としてのスタート(研修医時代に印象に残っていること)
研修医1年目、大学病院で患者さんにアンケートが取られました。担当医の説明がわかりやすいかどうか、というものです。
前述のとおり一人っ子だった私は、当時説明が大変下手で、それにもかかわらずなんとなく仕事はできている気がしていました。
しかしアンケートの結果はさんざんであり、私はほぼ最低に近い評価を受け大変ショックをうけました。
そしてどうすればいいか考えぬいて、こう思いました
「自分自身が納得のいかない説明を、いくら繰り返しても意味がない。
自分がキチンとかみ砕いてかんがえて、納得できる説明を、理解していただけるように丁寧に行う。それが大事なのではないか」
それ以降、私は患者さんとのコミュニケーションを大事にするように心がけています。
今回梅華会のモットーが丁度ピタリと合致したのも、ご縁かなと思いました。
ワークライフバランス
専門医を取得して大学院を卒業後、2度の出産を経験しました。
1人目の時は7ヶ月から職場復帰し、2人目の時は1年育休をいただいて復帰しました。
いずれのときも、また今に至るまで家族、職場に恵まれて何とか仕事を続けられています。
何度か仕事をやめたいと思ったことはありましたが、
その度に励まされてここまで来れました。
これからも、可能な限り家庭と両立させていきたいと思っています。
趣味
大学時代、オーケストラでフルートを始めました。
何回も演奏会を行ううちにのめりこんでしまい、研修や出産で中断はありますが、
個人レッスンや小さな発表会など、今でも続けています。
フルートは手軽に持ち歩けて、演奏していると気持ちが落ち着きます。
経歴
2000年 | 滋賀医科大学医学部医学科 卒業 |
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2000年 | 滋賀医科大学附属病院耳鼻咽喉科 入局 |
2002年 | 彦根市立病院 耳鼻いんこう科 研修医 |
2003年 | 大阪大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科頭頸部外科学教室 医員 |
2004年 | 兵庫県立西宮病院 耳鼻咽喉科 医員 |
2010年 | 大阪大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科頭頸部外科学教室 大学院博士課程修了 |
2011年 | 大阪警察病院 耳鼻咽喉科 医長 |
2016年 | 近畿中央病院 耳鼻咽喉科 医長 |
2019年 | JR芦屋駅前 梅華会耳鼻咽喉科クリニック 院長 |
専門医とは?
専門医とは、各専門領域において定められた専門研修カリキュラムにそって必要年数以上の研修を行い、試験に合格し各専門学会から専門医として認定された医師のことです。
医療法人 梅華会グループの医師も、いずれかまたは複数の専門医資格を保持しています。
耳鼻咽喉科
4年以上の研修が必要で耳、鼻・副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、気管、食道、唾液腺・甲状腺など頭頸部領域の病気をはじめとしてアレルギー、めまい、顔面麻痺、いびき、声とことばや飲み込みの異常などについて、専門的な知識と技術を持って適切な診療を行い、必要に応じて他の診療科との連携や紹介が的確に行える医師。
※出典:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
小児科
学会会員歴が引続き3年以上、もしくは通算して5年以上である医師。
2年間の卒後臨床研修を受け、その後さらに小児科専門医制度規則第15条に規定する小児科臨床研修を3年以上受けたもの。もしくは小児科臨床研修を5年以上受けた医師。
※出典:公益社団法人 日本小児科学会
専門医でなくとも開業し診療を行っている医師もおりますが、各科目における専門医は一定のレベルがあり、安心して受診いただけると私たちは考えております。