01ご挨拶

ようこそ、梅華会医師採用サイトへお越しいただき誠にありがとうございます。
私は兵庫県西宮市で耳鼻咽喉科と小児科クリニックの医療法人 梅華会グループを運営しております梅岡比俊と申します。
このサイトはずばり、私自身一開業医として、先生方になにかご支援できることはないかと考えて立ち上げました。

先生にとって、まずどのような人生を歩んでいきたいのか、そこからすべてが始まりますし、それがないと、目的もなく大海原をさまよう船のように、どこに到着するのかがわからない人生になってしまうでしょう。
先生方の人生設計において、もしクリニック勤務や開業に関連するお考えがなければこれから先はお読みにならなくてよろしいかと存じます。
しかしながら、少しでもクリニック勤務や開業についてご興味がありましたら読み進めていただければ幸いです。

02医療と経営

私自身が勤務医から開業医に転身したときに感じたことといえば、今までのスキルが全く通用しないことでありました。
社会の中で、今まで医療だけに専念させていただいたことに感謝すると同時に、これから経営にかかわる様々な課題に取り組まなければならない宿命のようなものを感じた記憶があります。
どれだけ医療技術が一流であろうとも、まず開業をして、椅子にふんぞり返って待てど暮せど患者さんがあふれる時代ではないことは、先生方も十分にご承知であろうと思います。

ビジネスには二つの機能しかない。マーケティングとイノベーションである。　（ピーター　ドラッカー）

医療も資本主義の中で淘汰される対象であれば、どれだけ社会の公器としてであっても、患者さんが来ないことにより、スタッフに給与を支払うことも出来ず、建物内装の維持管理、賃借料も滞ってしまう結果となります。
そうしてビジネスとして医院運営を考えていくときに、この課題は同業の中であれば皆が同じ課題にぶちあたるであろうことも、この開業医としての生活で経験してまいりました。
マーケティングも、イノベーションも、時代とともに目まぐるしく変遷するご時世において、医師が経営と診療を両立させていくことは至難のことであろうかと存じます。

03梅華会のチーム医療

私たち医師は本来経営をやりたくて医師になったのではなく患者さんのために、地域の医療に貢献したいといった、成長と貢献という、人間として非常に高いニーズを持ち合わせた素晴らしい方であると敬意を表しております。
一方で、なにも知らないが故に悪徳コンサルタントに騙されたり、診療圏に合致しないテナントを勧められたり、一生に一度限りの取引がもとで、人生を大きくやり直すことになる開業医も多数耳にしてきました。

開業してからたくさんの苦難がありました。
・銀行からの融資付け交渉では、担保がないのであれば取引は難しいと言われる
・たくさんの銀行を紹介していただきましたが、条件面で厳しい結果ばかり
・HPサイトの業者や広告看板業者との契約不履行でのトラブルが発生
・せっかく採用したスタッフが3日目に突然失踪など

そうした過去の経験（失敗ではなく、敢えて経験と言いますが）から私たちは同じ轍を踏まないようなマーケティングの在り方やイノベーションの進め方を試行錯誤してきました。

まだまだ成長の途中ではありますが、これからの医師としての人生に新たな1ページを書き加えてみたいと思われる先生方に、このサイトがなんらかのインスピレーションがありましたら幸いに存じます。

04勤務医インタビュー

はじめまして、こんにちは。武庫之荘駅前梅華会クリニック院長の吉本公一郎です。
当法人のメリットは『自分の診療に集中できる。』これに尽きると思います。
お金の計算やスタッフの雇用、教育などに腐心することなく、日々の診療を行っております。
優秀なベテランスタッフが多数揃っており、日々の診療をなす中でも、若手の教育も並行して進められ人材が充実しています。
実診療においては、大学医局在籍時よりも密に地域社会と接しており、地域医療の重要さを切に感じる毎日です。
病院勤務を辞めるにあたって、やはり手術から離れることに一抹の寂しさを感じておりました。しかしながら、診療範囲は医師個人の裁量に任されており、現在も小切開手術やレーザー治療、鼓膜チュービングなどは行っております。今後は鼻内内視鏡手術も展開していこうと準備しているところです。
耳鼻咽喉科医としてのこれまでの経験を十分に生かして地域に還元し、更にこれからも診療スキルを伸ばせる環境が与えられます。
クリニック勤務ですが各分院医師との交流もあり、意見交換も気兼ねなく行え、医局を離れて孤独を感じることもありません。異なる医局で教育を受けた医師が集うため、これまで知らなかったことに気付かされることもたくさんあります。
就職先の一候補として是非お考え頂ければ、と思っております。