2008年11月26日

耳鼻科 西宮

大阪府:医師争奪に参戦 「返済免除」奨学金、来年度導入へ

   

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。
 大阪府は医学生らを対象に、府内の周産期や救命救急分野の病院に勤務することを条件に返済を免除する奨学金制度を来年度から導入する方針を固めた。医師不足が深刻化する中、既に39道府県が同様の制度を導入。近畿2府4県では大阪府が最後となり、府県間の「医師争奪」をさらに激化させそうだ。
 府内の大学の医学生と臨床研修医が対象で、支給開始は医学部5年生からを想定。府外の医学生でも、府内の高校を卒業していれば資格が得られる。2年間の臨床研修の終了時まで給付し、月額20万円を検討している。
 奨学金は貸与だが、周産期、救命救急、小児救急を扱う府内63の拠点病院のいずれかに一定期間、勤務すれば返済を免除する。来年度から3年間募集し、90人程度に給付する方針だ。
 大阪府内の医師は2万2078人(06年12月現在)で全国2位。地元勤務を条件に返済を免除する奨学金制度は、医師不足が深刻な地方から導入が進んだが、救命救急や周産期などの分野は、大阪府でも必要な医師数を満たしていない。府のほか、東京都、神奈川県など5都県も来年度からの導入を予定している。
(毎日新聞 2008年11月25日)
 青田買いの様相を呈して参りました・・
 地方行政レベルではなんとか医師確保をと躍起になるのは理解できるのですが、全国レベルで考えればやはり医師増員を目標に定めつつ、手薄な分野には予算の配分を多くするテコ入れが必要でしょう。
 ただ職業選択の自由という“大義名分”もあり、医師の中でも行きたい専門科目を無理に押し付けるわけにもいかないので、そのあたりをどう調整するのか。増大する社会保障費の中の差配も重要となりますね。逆にいえば今まではうまく医師の資源配分ができてたことも不思議に感じます。
西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック
医院ホームページ:http://www.umeoka-cl.com/
梅岡耳鼻科 レーザー治療専門サイト:http://www.umeokaentclinic.com/
住所:兵庫県西宮市樋之池町22-2
TEL:0798-70-3341
最寄り駅:阪急甲陽線 苦楽園口駅

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