2009年12月19日

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質問コーナー7【中耳炎】

   

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。
子供がよく中耳炎を繰り返すのですが、防ぐ方法はないのでしょうか?
毎年冬になり気温がグッと下がってくるといわゆる急性中耳炎のお子さんが来られます。典型例では、「1週間前から鼻が出ていました。最初はさらさららっけどだんだんねばねばしてきました。冷えたから一過性だろうと様子を見ていたらある晩突然就寝中に耳を痛がり泣き出した」といったところでしょうか。
 
 乳幼児は一般的に中耳炎にかかりやすいですが、特に母乳から離乳食に移行した後ら6歳くらいまではいわゆる急性中耳炎になることがよくあります。また
 保育園、幼稚園など集団保育を受けているお子さんは中耳炎になりやすいことが分かっています。鼻と耳はつながっていますので、カゼやアレルギーなどで鼻が炎症を起こすと耳に波及することが多いのです。幼児はその鼻と耳の間の管が太いため、中耳炎にかかりやすいともいえます。鼻が悪くなり、さらさらの鼻から濁ってくると要注意。家で赤ちゃん用の吸引器で吸ってあげましょう。
 それでも夜間の鼻の詰まり、口呼吸などあれば、耳鼻科で吸ってもらい、場合によりお薬を頂くとよいと思います。そうすることで、カゼからの中耳炎への移行をできる限り防ぐことができるわけです。 そうはいっても自分である程度かめるようになったり、あるいは年齢が解決することも多いので根気よく治療する必要があります。鼻はすすってはいけません。中耳炎の悪化を助長することになります。
 成人になって急性中耳炎を繰り返すことは稀ですので病気を長引かせないことが重要ですね。
西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック
医院ホームページ:http://www.umeoka-cl.com/
梅岡耳鼻科 レーザー治療専門サイト:http://www.umeokaentclinic.com/
住所:兵庫県西宮市樋之池町22-2
TEL:0798-70-3341
最寄り駅:阪急甲陽線 苦楽園口駅

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プロフィール

梅岡比俊
医療法人梅華会グループ理事長
梅岡比俊
 

みなさん、こんにちは。兵庫県西宮市・尼崎市・芦屋市などで耳鼻咽喉科・小児科のクリニック、児童発達支援スクール、企業主導型保育園事業を運営する、医療法人梅華会 理事長 梅岡比俊です。
ブログでは医療サービスや趣味・活動に関わる情報を提供して参ります。