中国製食品のメラミン疑惑、丸大の回収が5商品に拡大
西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。
丸大食品(大阪府高槻市)が、有害物質のメラミンが含まれている可能性があるとして、3種類の加工食品の自主回収を決めた問題で、同社は20日午後、「角煮パオ」「もっちり肉まん」の2種類についても回収対象に加えると発表した。
厚生労働省は中国からの加工食品などの輸入業者に安全性の点検を求め、農林水産省もパンや菓子業界などに緊急点検を指示した。
丸大食品は「牛乳の使用量は微量。健康被害の報告はない」としている。新たに回収対象とした2種類は、日本の商社の委託を受けた業者が製造し、丸大食品が輸入・販売したという。すでに回収を決めていた「抹茶あずきミルクまん」など3種類は、中国の同社子会社の工場で製造された。
5種類とも、皮の部分のつなぎ材料に牛乳を使っていた。出荷済み商品のうち、賞味期限内は約2800個。同社は検査機関に検査を依頼しており、結果は25日ごろに判明する見込み。
中国では、粉ミルクを飲んだ子供が相次ぎ腎臓結石と診断されたことが9日に表面化。厚労省は、中国からの乳製品の輸入時の緊急検査を12日から行い、20日からはこれらを原料とする加工食品も対象にした。
中国衛生省などによると、中国での患者は6200人を超え、子供ら5人が死亡。現地報道では、酪農関係者が、たんぱく質の含有量を高めるためメラミンを混ぜたとされる。
(2008年9月21日 読売新聞)
メラミンは無色の結晶で、化学式C3H6N6
尿素などから生成される化合物でほどんどが合成樹脂用に利用されてます(化粧板、建築物や船舶・車輌の内装材等)食品に含まれるたんぱく質の量は一般的に窒素の量を手がかりに推計されており、N(窒素)を多く含むメラミンは、たんぱく質の量を実際より多くみせるためとして使用されたようです。まさに見せかけだけで含有物を調整し多くみせる“偽装”食物と言えるでしょう。
ところが事態はそう簡単ではなく合成樹脂の原料であるメラミンは、食品衛生法上の規制対象になっていませんでした!?厚生労働省によると食品製造の過程で、使われるはずがない想定外の物質だからだそうです。昨年にもメラミンが混入された中国企業製ペットフードがアメリカ等に輸出され、犬や猫が主に腎不全で死亡する事件が起きており、こういった法の網をくぐりぬけるような手法は次々と発覚するものと考えて迅速な法改正を行う体系が必要でしょう。(未然に防止できれば一番なのですが・・・)
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