2009年1月4日

耳鼻科 西宮

禁煙法の施行後、心疾患による入院患者数が4割減と CDC

   

西宮市苦楽園口の耳鼻科、梅岡耳鼻咽喉科クリニックです。
ジョージア州アトランタ(CNN) 米コロラド州プエブロで禁煙法の施行後、心疾患による入院患者数が約4割減少していることが、米疾病対策センター(CDC)が12月31日に発表した調査結果で判明した。
 プエブロでは2003年6月に、公共の場所などが禁煙となった。調査は禁煙法施行前の18カ月間と、施行後の3年間について、心疾患による入院患者数を比べた。
 その結果、禁煙法施行前には399人が入院したが、施行後は237人と、41%減少した。調査では、入院患者を喫煙者もしくは非喫煙者に分けていない。
 入院患者数が減少した理由について、調査をまとめたCDCは、公共の場所が禁煙になって受動喫煙の被害が減ったことや、公共の場所が禁煙になったことで自宅でも喫煙量が減ってたばこの害が減少したこと、禁煙法を機にたばこをやめた人が増えたことなどを挙げている。
(2009.01.02 CNN)
 たばこが冠動脈(心臓を養う血管)を傷つけて、心筋梗塞などの重篤な心疾患を引き起こすことが、世界的権威であるアメリカ心臓学会から発せられてきましたが、今後もそうした追試験的な論文がつづくでしょう。
 我が国ではたばこの増税で対応して喫煙者を減らしたり、予防医療を唱えてみたりしているが、国民の健康というよりは財政的概念が前に出てきている(と思われる)発言ばかりで・・。
 健康第一とかんがえれば、日本でもこういった啓発を広く、続けて知らしむ活動があればとおもいます
 
 JT発表の最新「全国たばこ喫煙者率調査」によると、日本人の成人男性の喫煙者率は約1984万人の39.5%(女性は約696万人12.9%)。だんだん減ってきているとはいえ、アメリカ・イギリスの20%台という数字から見ると約2倍の多さで、先進国の中でも依然トップレベルの状況です。
 勿論耳鼻咽喉科領域でも、たばこは喉頭がん、口腔癌の原因となりますし、喫煙でのどの粘膜が荒れてかぜもひきやすくなりますし注意が必要です。

西宮市苦楽園口の耳鼻科 梅岡耳鼻咽喉科クリニック
医院ホームページ:http://www.umeoka-cl.com/
梅岡耳鼻科 レーザー治療専門サイト:http://www.umeokaentclinic.com/
住所:兵庫県西宮市樋之池町22-2
TEL:0798-70-3341
最寄り駅:阪急甲陽線 苦楽園口駅

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梅岡比俊
 

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