こどもの腹痛はエコー検査で早期診断を!

こどもは身体の器官や免疫が未発達なため、さまざまな病気にかかります。
小児科で診る病気の中で、特に多いのが腹痛です。こどもの腹痛は、症状が一時的に起こり、下痢やおう吐があっても数日程度で消失してしまうものがほとんど。
しかし、だからといって決して甘くみてはいけません。なぜなら、一見よくある腹痛の中に、重大な病気が隠れていることがあるからです。

腹痛に潜んでいる病気は、問診だけではなかなか確実な診断ができません。病状がはっきりとしているようなときはすでに病気が進行しており、場合によっては手術が必要になることもあります。つまり、重症化を防ぐには、早期発見と早期治療が必要ということです。そこで大活躍するのが、エコー検査。エコー検査は病気を正しく診断しやすく、隠れた病気を発見するのにも役立ちます。
たかが腹痛、されど腹痛。保護者のみなさんに知っていただきたい、こどもの腹痛とエコー検査の重要性について詳しく解説します。

こどもがかかりやすい
お腹の病気と症状

こどもによくみられる腹痛は、数日で完治するものから、重い病気につながりやすいものまでさまざま。
どの病気でも、長引く場合やいつもと様子が異なるときは、すぐに受診することが大切です。

便秘症

便秘とは便が順調に排泄されない状態のことで、大人だけでなくこどもにとっても身近な病気のひとつです。便秘の状態が続くと腸内に便やガスが溜まり、腹痛を引き起こします。排便の頻度には個人差があるため一概にいえませんが、1週間に2回以下しか便がない場合は便秘が疑われます。
こどもの便秘は体質や食事、生活習慣、ストレスなどさまざまな原因で起こります。特に注意が必要なのは、こどもが便意を我慢すること。
例えばトイレトレーニングの時期は、プレッシャーやストレスを感じて便意を我慢することが珍しくありません。また便が固くなって排泄の際に肛門が切れてしまうと、痛みでトイレを避けるようになることも。我慢することは便秘をさらに悪化させることにつながるため、早めに気づいて対処してあげることが必要でしょう。
こどもにとってお腹の痛みや不快感は、大人以上につらさを感じるものです。いきんでも便がでていない、おなかが張っている、おならがよくでる、病気でもないのに食欲がない、肛門が切れて出血している…。少しでも気になる症状がある場合は、クリニックを受診しましょう。便秘症に対しては、お子さんが自力で規則正しく排便できるようになることを目標に、浣腸や飲み薬を用いた治療を行います。

感染性胃腸炎

感染性胃腸炎とは、ウイルスや細菌に感染して起こる病気です。代表的な胃腸炎は、ウイルスが原因の「ウイルス性胃腸炎」と、細菌に感染することで発症する「細菌性胃腸炎」の2つ。どちらも吐き気やおう吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。
ウイルス性胃腸炎は流行性の感染症で、日本では冬になるとノロウイルスやロタウイルスなどが流行します。感染力が強いことから、幼稚園や小学校など集団生活を送る施設では集団感染が起きやすいという特徴があります。ウイルスを死滅させるための特効薬は存在しないため、整腸剤などで自然治癒を促すことが一般的です。
細菌性胃腸炎の多くはカンピロバクター、サルモネラ菌、病原性大腸菌(O157等)などの菌に汚染された食品を摂取することによって発症します。特に細菌が繁殖しやすい夏季に多く発生する傾向があります。細菌性胃腸炎の治療では、症状の悪化を防ぐために抗生物質の投与を行います。

ウイルス性胃腸炎と細菌性胃腸炎は治療方法が異なるため、正しい診断が求められます。診断が正しくなければ不要な薬を服用することになる、もしくは必要な処方が行われず症状を悪化させることになるからです。ところが、この2つは症状が似ていることが多いため、明らかな要因が特定されていない場合、正確な診断が難しいことがあります。
そんな感染性胃腸炎を正しく診断するために大いに役立つのが、エコー検査。腸の様子を観察することができるため、より正しい診断につながります。特に初期は判断が難しいため、エコー検査のできるクリニックを受診することをおすすめします。

腸重積

腸重積は、主に生後数か月~3歳ごろまでの乳幼児に発症する病気で す。腸の一部が重なって激痛が起こるため、痛みを言葉で伝えられない乳児の場合、通常とは異なる激しい泣き方をします。腸重積の症状の特徴として「イチゴゼリーのような血便」がありますが、その症状が現れるのは病気が進行してからです。同様の症状がでていないからといって、まだ大丈夫だと考えることは避けましょう。症状の発生後、48時間を経過すると手術の可能性が高くなりますが、早期に発見できれば高圧浣腸で元の状態に戻すことができます。様子がおかしいと感じたら、すぐにクリニックを受診するようにしてください。
また腸重積は可能性を疑って診察しなければ、医師も見落とす可能性のある病気といわれています。エコー検査を提供するクリニックであればスムーズに診断を行うことができ、治療に向けた素早い対応を行えます。

虫垂炎

虫垂炎は、大腸の一部である虫垂が炎症を起こす病気です。病気自体は大人も発症しますが、こどもの虫垂炎の場合は主に幼児以降にみられます。上腹部から始まり、右下腹部へと移動する、持続的な痛みが症状の特長です。病状が悪化すると虫垂に穴があき、大掛かりな手術を行わなければならないこともあります。
こどもは大人よりも病気の進行が早く悪化しやすいので、エコー検査で早く診断し、重症化する前に適切な治療を行うことが大切です。お子さんが持続的なお腹の痛みを訴える場合は、早めに受診しましょう。

急性胃粘膜病炎

急性胃粘膜病炎は、胃に炎症が起こって浅い潰瘍ができ、胃の粘膜に障害が起こる病気です。主な症状は突然の強い上腹部痛、吐血、下血など。こどもの場合は小学生から思春期にかけて発症し、ストレス、薬剤、ピロリ菌への感染など、さまざまなことが原因で起こります。
急性胃粘膜病炎になると、原因の除去や薬物治療などを行うことが必要となるため、なるべく早い段階で正しい診断を行うことが大切です。急性胃粘膜病炎の診断にも、エコー検査が役立ちます。突然胃のあたりが強く痛むような症状があれば、早めに受診するようにしましょう。

エコー検査ができる
クリニックは

こどもの腹痛における
エコー検査の重要性

エコー検査は身体への負担や危険がなく、機器を患部に当てるだけで痛みもありません。レントゲンやCTなどとは異なり、何度も使用することが可能です。特にこどもの病気は経過が早いため、そのスピードに合わせて適宜検査を行える点は、お子さんにとって大きなメリット。また問診や症状だけでは診断が難しい腹痛でも、エコーを用いれば内部の様子を確認することができます。より正しい診断を行いやすく、重大な病気の可能性も見逃しにくい。エコー検査は、適切な治療を行うために大変有効な検査なのです。

一方で、小児科における腹部エコー検査は認知度が低く、実施しているクリニックは決して多くはありません。その理由は、専門的知見をもつ医師でなければ検査を行うことができないから。また検査機器が高額で導入が容易でない、という病院側の理由も存在します。
上記で紹介した病気以外で例を挙げると、生後3カ月未満の乳児に起こる肥厚性幽門狭窄症(胃の出口が狭くなり、ミルクを吐く病気)の発見も、エコー検査がもっとも役立ちます。通院可能な範囲でエコー検査を受けられる小児科があれば、お子さんのために受診してみてはいかがでしょうか。

お子さんが腹痛のときに、
心がけたい3つのこと

お子さんが腹痛で苦しんでいるときや、いつもと様子が違うと感じたとき。保護者の方は以下の3つに 注意して、小児科を受診するようにしましょう。

1早期発見・早期治療のために自己判断は控える

腹痛は大抵の場合、数日程度で症状が落ち着くことが一般的です。「痛みが長く続いている」「いつもとこどもの様子が違う」などがあれば、思いあたる理由がなくてもすぐの受診をおすすめします。こどもの病気は進行が早いため、早期発見・早期治療がとても重要。
  症状が軽くみえても、いつもと違う状態が長く続く場合には重い病気が潜んでいる可能性があります。特に小さなお子さんは自分で痛みを表現できないため、「これくらいなら、大丈夫だろう」ではなく「本当に大丈夫か?」という気持ちで、お子さんに接してあげるようにしてください。

2なるべく正確に情報を伝える

クリニックを受診する場合は、保護者の方がもつ情報を医師にできるだけ正確に伝えることが大切です。乳児の場合は、症状が現れ始めた時期や時間を知らせます。幼児や児童は、1週間以内に食べたもの。特に肉類や卵などの火の通りについて、外食も含めて伝えましょう。
  このとき注意したいのは、こどもと同じものを食べた大人が腹痛を起こしていなくても、その食事内容を情報から排除しないこと。例えば、細菌性胃腸炎はこどもだけが病気を発症することもあるため、自己判断は危険です。また下痢やおう吐などの症状についても、しっかり伝えるようにしましょう。

3病院を頻繁に変えない

腹痛の症状が改善していないと不安になり、つい他の病院へ行ってしまう…。そんな保護者の方の行動が、かえって病気を長引かせることもあります。病院を転々としてしまうと、お子さんの症状や経過の把握が困難になり、医師の診断も難しくなるからです。
  理想は、初診からなるべく正確な診断ができるクリニックを受診すること。特にエコー検査を行うクリニックであれば、受診のたびに経過を確認することができるため、小さな変化にも気づくことができます。通院しやすい場所にエコー検査を行う小児科がないか、一度確認してみてはいかがでしょうか。

お子さんが腹痛のときは、
エコー検査ができる
梅華会わくわくこどもクリニックへ

梅華会わくわくこどもクリニックの竹迫院長は、小児栄養消化器肝臓学会の専門医です。
正しい診断を行うために、お子さんの様子や症状、経過などを詳しく確認します。一般的な問診よりも入念に質問を行い、たとえ症状が表面化しにくい病気であっても専門医としてあらゆる可能性を検討。小さな異変を見逃さない、丁寧な診察を得意としています。

梅華会わくわくこどもクリニックの
エコー検査

こどもの腹痛治療に欠かせない早期診断・早期治療に向けて、梅華会わくわくこどもクリニックでは、エコー検査装置を導入しています。検査は患部にゼリーを塗って、機器を当てるだけ。放射線被ばくはもちろん、痛みもありません。お子さんにとって、安全で適切な治療を行うための診療体制を整備するクリニックです。検査の結果、手術や入院治療が必要だと医師が判断した場合は、診断結果をもとに適切な病院を紹介するので安心して受診していただくことができます。

患者さんの立場にたった丁寧な説明

梅華会わくわくこどもクリニックでは、病気や検査、治療についての説明を丁寧に分かりやすくお伝えすることを大切にしています。お子さんの病気や保護者の方の心情に共感し、安心を提供すること。治療方針を明確にし、納得いただいたうえで治療を行うこと。これは当院のグループ全体で共通するポリシーです。病気や治療などについて分からないことや疑問に感じることがあれば、お気軽に医師や看護師へご質問ください。

梅華会わくわくこどもクリニックは、お子さんの腹痛治療に有効なエコー検査を受けられる小児科クリニックです。腹痛の症状が長く続くことは、重大な病気を示すサインかもしれません。お腹の痛みに限らず、おう吐や下痢だけが続く場合でも、できるだけ早く受診するようにください。
インターネットからのご予約も受け付けています。

〒661-0033
兵庫県尼崎市南武庫之荘1-13-3
ウーノ武庫之荘2F

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