感染症情報

▶感染症情報 西宮市

当クリニックがある西宮市の感染症情報です。
西宮市医師会情報をもとに小児科専門医のアドバイスを添えて、随時お知らせしています。

4月7日~4月13日

  

流行している感染症は特にみられませんが、うがい、手洗いを心掛け、日ごろから感染症を予防しましょう。


⇩この時期流行する感染症

溶連菌感染症
<症状>
溶連菌とはA群溶血性連鎖球菌のことですが、感染時の一般的な症状は咽頭痛、発熱、全身倦怠感、発疹、いちご舌などです。
感染患者の70―80%で咽頭痛が認められますが、咳嗽を認めることは少ないです。

<合併症>
感染から数週間後に多関節炎や心炎などの症状を呈するリウマチ熱や2週間程度で腎炎を起こす急性糸球体腎炎が知られています。
溶連菌の抗菌薬に対する反応は良好ですので、きちんと決められた期間しっかり内服を行うことでリウマチ熱の発症を抑えることができます。

<出席停止期間>
抗菌薬開始後から24時間以内に解熱し、感染力はなくなるとされているので「適正な抗菌剤治療開始後24時間を経て全身状態がよければ登校可能」とされています。
ノロウイルスについて
症状は、嘔吐、下痢、腹痛など。発熱は軽度ですが、強い嘔吐や下痢が起こります。
脱水症状を防ぐため、こまめな水分補給を心掛けましょう。感染力が非常に強く、症状が回復しても7日程度はウイルスが排泄されるので、手洗いをよく行う、感染者と同じタオルを使わないなど、充分な注意が必要です。
また、アルコールに強いので、除菌には0.02%に希釈した次亜塩素酸ナトリウム溶液を浸した布等で拭き、その後水拭きします。溶液は最近では市販のものも出ています。
ロタウイルスについて
発症しやすいのは、生後6か月~2歳の乳幼児で、5歳までにほとんどのお子さんが経験します。 症状は嘔吐と下痢・発熱で、特に乳幼児では3つともの症状がそろいやすく、白っぽい米のとぎ汁のような下痢が1週間程度続くのが特徴的な症状です。 また、脱水症状がおこりやすいので注意が必要です。
嘔吐物や便を掃除するときは、使い捨てのマスクと手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないように、静かに拭き取り、床に付着した便や吐物は次亜塩素酸ナトリウムで拭き取ってください。
現在、ロタウイルスに効く薬はありませんが、予防接種を受けることで事前に防ぐことが可能です。
RSウイルスについて
症状は発熱、鼻水、鼻づまり、せき等です。
ヒトが生涯に何度も感染を繰り返すウイルスで、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が初感染します。
大人であればかぜの症状ですむことが多いのですが、新生児や乳幼児が感染すると重症化しやすい特徴があります。息がゼイゼイと苦しそう、咳がひどいなどの場合、速やかに受診してください。 もっとも重要な対策は、手洗いと手指の消毒です。石けんと流水でしっかり洗い、アルコール手指消毒薬を使いましょう。
手洗いうがい
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