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新型コロナウイルスによる肺炎について

こんにちは。

「おなかの悩みから解放されることで人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」

東長崎駅前内科クリニックメンバーの  はまだ です。

 

今日は、内視鏡のお話の予定を変更して、新型コロナウイルスによる肺炎のお話をお届けします。

本投稿は投稿時時点の情報ですので、最新の情報は各自で適宜ご確認をお願いいたします。

 

コロナウイルスって何?

コロナウイルスは、コロナウイルトに蔓延している風邪のウイルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類が知られています。

ヒトに日常的に感染するのは4種類のコロナウイルスで、ほとんどは軽症ですが、たまに高熱が出ることもあります。

記憶に新しいかと思いますが、動物を介して感染するウイルスで知られているのは2種類あります。

 

・重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)

 コウモリのコロナウイルスがヒトに感染して、重症肺炎を起こすと考えられています。

 2002年に中国広東省で発症し、2003年WHOの報告では疑いを含むSARS患者は8069人。

 うち775名の方が重症肺炎で亡くなられています。

 亡くなった方の多くは、高齢の方や心臓病・糖尿病などの基礎疾患を患っておられる方だったとの

 報告があります。

 

・中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)

 ヒトコブラクダに風邪症状をもたらすウイルスですが、ヒトにも感染し重症肺炎を起こしたと考えられています。

 2012年にサウジアラビアで発症し、2019年11月30日時点でWHOに2494名の感染者が報告されています。

 そのうち858名の方が亡くなっています。

 SARS同様に、高齢の方や基礎疾患をお持ちの方が重症化していると考えられています。

 

 

 

 

新型コロナウイルス(2019-nCoV)の現在の状況は?

1月24日時点での、新型コロナウイルスに関連した肺炎と診断されている国外の発生状況は

(出典:厚生労働省ホームページ

・中国:  感染者830名、死亡者25名。
・タイ:  感染者4名、死亡者0名。
・韓国:  感染者2名、死亡者0名。
・台湾:  感染者1名、死亡者0名。
・米国:  感染者1名、死亡者0名。
・ベトナム:感染者2名、死亡者0名。
・シンガポール:感染者1名、死亡者0名。

 

国内の1月27日時点では、発症件数4件(死亡者0名)が報告されています。

(詳細は上記ホームページを参照してください)

(1月28日20時時点で行内例は7例、うち1例は渡航歴のない国内感染例)

 

新型コロナウイルスはヒトからヒトにうつるの?

厚生労働省の通達によると、現状では、中国国内ではヒトからヒトへ の感染は認められるものの、

ヒトからヒトへの感染の程度は明らかでは ないとされています。

 

 

潜伏期間はどのくらい?

潜伏期間は現在のところ不明ですが、他のコロナウイルスの状況などか ら、最大 14 日程度と

考えられています。

 

 

どのような治療法があるの?

有効な抗ウイルス薬などの特異的な治療法はないとされており、対症療法を行います。

 

どのような対策があるの?

手洗いやうがいなどの、一般的な衛生対策を心がけてください。

また、咳エチケットという意味合いでは、マスクは有効的です。

手など皮膚の消毒を 行う場合には、消毒用アルコール(70%)が有効だとされています。

物の表面の消毒には次亜塩 素酸ナトリウム(0.1%)が有効であるとされています。

 

特別な対処法は現在はありませんので、①手洗いうがいをする②マスクを着用する➂人込みを避ける④疲れをためずにしっかり休む、を心がけてください。

 

 

 

中国(特に武漢)から帰国・入国され、咳や発熱などの症状があった場合にはどうしたらいいの?

厚労省からの注意喚起では

以下のⅠおよびⅡを満たす場合を「疑い例」としています。
Ⅰ :発熱(37.5 度以上)かつ呼吸器症状を有している。
Ⅱ :発症から 2 週間以内に、以下の(ア)、(イ)、(ウ)の曝露歴のいずれかを満たす。
(ア) 新型コロナウイルスの患者(確定例)、またはその疑いがある患者と必要な感染
予防策なしで 2 メートル以内での接触歴がある。
(イ) 武漢市への渡航歴がある。
(ウ) 「武漢市への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人」との接触歴がある。

 

該当される方は、事前に地方衛生局へ連絡したうえで、適切な医療機関に受診してください。
また、医療機関の受診にあっては、受診前に各医療機関に事前に電話にてお問い合わせの頂き、滞在歴があることをお伝えいただいたうえで各医療機関の指示に従い、適切な医療機関の受診をお願いいたします。(今後指定感染症に指定された場合は指定医療機関への受診を指示される場合があります)

感染拡大を予防するためにも該当の方は家を出られる前に問い合わせをしていだたきますようお願い申し上げます。なお外出時はマスクの着用をお願い致します。

新型コロナウイルスによる肺炎の死亡例は高齢者、基礎疾患のある方が多いようです。過度に慌てることなく適切な対応をお願いいたします。

 

今後国内での感染が認められるようなことがあれば、中国からの渡航、帰国のない方の肺炎症状でも一般のクリニックへの受診ができない可能性もあり得ます。

最新の情報を適宜入手ください。

 

地方衛生局の詳細はこちら

豊島区からの情報はこちら

東京都福祉保健局の情報はこちら

東京都関洗浄情報センターの情報はこちら

厚生労働省の情報はこちら

新型コロナウイルスに関連した肺炎患者の発生に係る注意喚起について(R1.1.17

第二種指定感染症指定医療機関一覧

リンク先の情報が最新のものかご確認の上ご覧ください。

 

 

 

 

正しい知識を持って、情報を選択、対応していきましょう。

次回のスタッフブログは金曜日に更新します。

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