「嘔吐」

原因

嘔吐の原因として最も多いのは胃腸炎です。

嘔吐をなぜひき起こしてしまうかというと、胃腸炎を患った時はウィルスが胃腸の働きを悪くしてしまいます。
その為胃腸の大きさが健康状態の時と比べ、半分以下に小さくなります。その消化吸収能力を超えた過剰な量の食べ物や飲み物がお腹に入ってしまうと、嘔吐や下痢をひき起こしてしまいます。

症状

お子さんに以下のような症状が見られるときは、重症の病気を患っている可能性もありますので、早めに小児科へ受診しましょう。 胃腸炎などが原因の嘔吐の症状は、
1日目に何回も嘔吐し、2日目には回数も減ってきて、状態も徐々に落ちついてきます。
しかし、それに反比例して 1日目の終わりか2日目から下痢がはじまり、2~3日の間、症状が続きます。

また、嘔吐で一番心配なのは、嘔吐や下痢による身体の脱水状態です。

治療

この嘔吐や下痢による身体の脱水状態の治療としては、経口補液療法を行うと良いでしょう。脱水改善用の飲み物(OS-1など)を使用します。OS-1の成分は点滴に近く、点滴と同じ効果を発揮します。経口補液療法を行う場合は次の2つのポイントに気をつけましょう。

  1. ⑴ 嘔吐後1時間は水分摂取を控えましょう。
  2. ⑵ 5~10ml(スプーン1 杯~2杯)から始めましょう。
  3. ⑶ 数時間経って、嘔吐がおさまっていたら少しずつ水分量を増やしてみましょう。

注意点

お子さんに以下のような症状が見られるときは、重症の病気を患っている可能性もありますので、早めに小児科へ受診しましょう。 お子さんに以下のような症状が見られるときは、重症の病気を患っている可能性もありますので、早めに小児科へ受診しましょう。

  1. ⑴ 少量の水分摂取後も嘔吐が続く
  2. ⑵ 嘔吐はおさまっても、下痢が酷くなる・ぐったりしてきた
  3. ⑶ 寝てばかりいて様子がおかしい

そしてお子さんが嘔吐した場合は、たとえ水分や・食べ者を欲しがっても、少なくとも30分~1時間は飲んだり食べたりさせずにしましょう。
胃腸を休め寝かせてあげるために、短時間の我慢をしてもらうことも大切です。