「中耳炎」

お子様の中耳炎には、主に①急性中耳炎 ②滲出性中耳炎の2種類があります。

① 急性中耳炎

原因

お子さんに以下のような症状が見られるときは、重症の病気を患っている可能性もありますので、早めに小児科へ受診しましょう。 耳の外から水や菌が入って急性中耳炎になると思われがちですが、これは稀なケースで、最も多いのは風邪などが原因で、「耳管(じかん)」という管を伝って鼓膜の奥(中耳)に細菌やウィルスが入り、鼓膜の内側に炎症が起き、膿がたまっていく病気です。

特に子どもの耳管は太く短く、ゆるやかな管なので鼻から鼓膜の奥へ侵入しやすくなっています。

症状

耳の痛み、発熱、耳たれなどがおこります。

治療

ばい菌をやっつけるために、耳の中を消毒したり、鼻水を吸引します。場合によっては抗生物資の飲み薬、点耳薬を使用し(5日間が目安)、風邪の症状があるときは風邪薬も併用し治療していきます。
治りの悪い中耳炎に関してはグループの耳鼻咽喉科専門医と連携を取りながら診療を行っていきます。

ご家庭での予防法

通常、完治するまでに約1週間かかりますが、お子さんの場合は寒い季節はとくに長引くこともあります。
お母さんが市販で売っている鼻水の吸引器などを使用して、鼻水を吸引してあげることも1つの方法です。自宅でもしっかりと鼻水のケアをしてあげることをお勧めします。 治療を怠ると、慢性中耳炎などの重い病気になるおそれもありますので、医師から許可が出るまではプールに入るのは控えましょう。耳の痛みが強いときはお風呂に入るのもなるべく控えましょう。確実に治療に専念することが改善の近道です。
また、ウィルスや細菌が耳の中へ入り込まないように、鼻をこまめにかむことが重要です。場合によっては、自分で鼻をかむことができないお子さんは、お母さんが市販で売っている鼻水の吸引器などを使用して、鼻水を吸引してあげることも1つの方法です。自宅でもしっかりと鼻水のケアをしてあげることをお勧めします。

お子様の中耳炎には、主に①急性中耳炎 ②滲出性中耳炎の2種類があります。

 

② 滲出性中耳炎

原因

急性中耳炎が治っていないにも関わらず、自分の判断で勝手に薬を飲むことを止めてしまったり、鼻のケアをしっかりしていないと移行することが多いです。また、急激な気圧の変化によってひき起こす場合もあり、鼓膜の奥に液体がたまっていく病気です。

症状

膿が溜まることによって、鼓膜やその周辺の骨の動きが悪くなり、外からの音が鼓膜に伝わりにくくなります。それによる、耳が詰まっている感覚や、聴こえが悪くなったりします。

  1. ・よく耳を触っている
  2. ・声を掛けても反応が鈍い
  3. ・電話の声が聞き取りくい
  4. ・テレビのそばによって、大音量で見ている
  5. このような様子がお子さんに見られた場合は、早めに医療機関で診てもらった方が良いでしょう。

治療

耳の中に通ずる鼻の炎症を抑えるための薬、耳の中の滲出液の排出を促す去痰薬を処方して治療していきます。
症状が長引く時には、少量の抗生剤(マクライド系)を長期間の服用や、耳管の空気を通したり、膿を出すために鼓膜の切開、換気チューブを使用して膿が出やすくするといった処置も致します。(これらの処置の際は当グループ内の耳鼻咽喉科を紹介いたします。)

ご家庭での予防法

医師からの指示をしっかりと守り治療に専念しましょう。医師からの指示をしっかりと守り治療に専念しましょう。同じく、許可がでるまではプールに入ることは控えてください。
また、急性中耳炎と同様にウィルスや細菌が耳の中へ入り込まないように、こまめに鼻をかむということも大事です。保護者が市販で売っている鼻水の吸引器などを使用して、鼻水を吸引してあげることも1つの方法です。自宅でもしっかりと鼻水のケアをしてあげることをお勧めします。