「おたふくかぜ」

原因

おたふくかぜは別名、流行性耳下腺炎といいます。おたふくかぜは別名、流行性耳下腺炎といいます。
パラミクソウィルス科に属するムンプスというRNAウィルスに感染することで発症します。主に耳から頬の下にある耳下腺という組織、あごの下辺りが、おたふくのように腫れあがって痛みを伴う病気です。

症状

まず、症状が出るまでに潜伏期間が23週間あります。
おたふくかぜの症状には次のような特徴があります。

  1. ⑴ 耳の下、頬の後ろ側、あごの下辺りが片方から腫れ始める。
  2. ⑵ 1~2日間で両側が腫れてくる(稀に片側だけのケースがあります)

最初は耳の下、あごの下辺りに痛みが生じ、ひどくなると食べ物をかめず、飲み物を飲み込めなくなってきます。腫れ自体は1週間~10日間でおさまりますが、多くの場合は、発熱、頭痛、腹痛を伴います。

治療

痛みや炎症を鎮めるためのお薬を処方し、場合によっては熱を下げるお薬を併用し治療していきます。合併症もあるので、症状がでたら小児科を受診するようにしてください。

ご家庭での注意点

おたふくかぜは、とても感染力が強く空気感染する病気なので、外出はなるべく避けて、お家で安静にし、頬を冷やすなどしてください。おたふくかぜは、とても感染力が強く空気感染する病気なので、外出はなるべく避けて、お家で安静にし、頬を冷やすなどしてください。痛みが強い時には、食べ物をかむことが難しいので、なるべく食事をやわらかくするなどの配慮をしてあげて下さい。お風呂は、熱がなく、頭痛、腹痛などその他の症状が何もなければ入浴しても大丈夫です。
また、おたふく風邪は合併症(髄膜炎・高度難聴・脳炎・精巣炎・卵巣炎)にも注意が必要ですので、お子さんの様子をよく観察してください。

下記の症状がある時は必ず受診するようにしてください。

  1. ⑴ 1週間以上経過しても、耳の下の腫れがおさまらない
  2. ⑵ 耳の下の腫れが赤くなっている
  3. ⑶ 強い頭痛、頻回な嘔吐がみられる
  4. ⑷ 熱が5日以上も続いている
  5. ⑸ 突然耳が聴こえなくなる、子どもがテレビに近づいて片耳を寄せて聴いている様子が見受けられる
  6. ⑹ 睾丸、下腹部の痛みがある